映画「007/カジノ・ロワイヤル」感想 ネタバレなし&あり

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6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ登場!
ル・シッフルとの手に汗握るポーカー対決から目が離せない、人気シリーズ第21弾。

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原題名Casino Royale
制作国アメリカ/イギリス
制作年度2006年
上映時間2時間24分
監督マーティン・キャンベル

MI6エージェントのジェームズ・ボンドは、世界中のテロ組織の資金を管理するル・シッフルを追う。

ル・シッフルはテロ資金を運用するため、マイアミの旅客機を爆破して株の空売りによる巨利を狙うが、ボンドが阻止。

巨額の損失を出したル・シッフルは、資金を取り戻すため、モンテネグロのカジノ・ロワイヤルで高額なポーカー大会を開催する。

ボンドもゲームに参加し、ル・シッフルの資金稼ぎを阻止すべく勝負に挑むのだった。

ジェームズ・ボンド [MI6エージェント]

演:ダニエル・クレイグ
生年月日 1968年3月2日
ヴェスパー・リンド [財務省の資金係]

演:エヴァ・グリーン
生年月日 1980年7月6日
ル・シッフル [投資家]

演:マッツ・ミケルセン
生年月日 1965年11月22日
M [MI6局長]

演:ジュディ・デンチ
生年月日 1934年12月9日
フェリックス・レイター [CIAエージェント]

演:ジェフリー・ライト
生年月日 1965年12月7日
ルネ・マティス [MI6エージェント]

演:ジャンカルロ・ジャンニーニ
生年月日 1942年8月1日
ミスター・ホワイト [犯罪組織の幹部]

演:イェスパー・クリステンセン
生年月日 1948年5月16日
ソランジュ [武器商人ディミトリオスの妻]

演:カテリーナ・ムリーノ
生年月日 1977年9月15日

「007」は、イギリスのスパイであるジェームズ・ボンドを主人公にした大人気スパイ映画シリーズです。

過去にショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じました。

第21作目となる「007/カジノ・ロワイヤル」では、6代目ボンドとしてダニエル・クレイグが登場。

これまでの洗練されたイメージを一新し、よりリアルで人間味あふれるボンド像を作り上げています。

「ジェームズ・ボンド」「ボンドガール」「悪役」「脇役」

この4つを軸に、映画の魅力を書き連ねていきたいと思います。

ジェームズ・ボンド

6代目ジェームズ・ボンドの魅力について

 タフな肉体派

海パン姿を2度も披露してくれるボンド。

これみよがしに肉体美をアピールしちゃっています。

そして、ル・シッフルに全裸で拷問されるシーン。

太いロープで下半身を打つル・シッフルに対し、「もっとやれ」と挑発するボンド。

2人とも変態に見えてしまった。

● 愛に不器用

ボンドが敵を殺すのを目の当たりにし、ショク状態に陥いるヴェスパー。

「指に付いた血が落ちない」とつぶやくヴェスパーの指を、ボンドはそっとなめます。

ボンドだからこそ、ギリギリ許される行動。

そして、ポーカー対決後、ディナーを楽しむボンドとヴェスパー。

シャンパンを飲んだボンドは、「ヴェスパーと名付けよう」と提案します。

「後味が悪いから?」と皮肉るヴェスパー。

「いや、一度味を知ると他のものは飲めない」

えっと・・・これもギリギリ許されるやり取り。

そういえば、スイス銀行の口座のパスワードは「VESPER」

どんだけ好きなんだよ。

一歩間違えれば変態オヤジのボンドですが、かろうじてギリギリの線を攻めていてかわいいです。

かっこいいボンドを堪能できるシーンがこちら。

ディーラーにチップを渡すのですが、その額何と50万ドル!

1ドル150円で換算すると、約7500万円。

7500万円のチップ!

ディーラーは何食わぬ顔をしてチップを受け取っていましたが、内心小躍りしていたに違いない。

ちなみにボンドはポーカーゲームに勝利して、1億2千万ドル(約180億円)を手にしています。

けれど、このお金の元手は財務省とCIA。

要するに人のお金。

自分のお金じゃないから、チップをはずんだわけです。

なるほどねぇ~。

ボンドガール

● ソランジュ

武器商人ディミトリオスの妻ソランジュは、白馬に乗ってビーチに現れます。

ビーチに白馬?

設定が理解不能。

なぜ白馬がビーチに?

かなりの迷惑行為です。

けれど、派手な登場のおかげで、ボンドの探す手間が省けたのでいいじゃありませんか。

セクシー美女ソランジュは、ボンドのとりこになり、情報をペラペラしゃべってしまいます。

そのせいで殺されることに。

ボンドのせいで死んだのに、当のボンドは死体を見ても顔色一つ変えず。

どうでもいい女性に対しては、とことん冷たい。

● ヴェスパー・リンド

知的で、美人で、高慢なヴェスパーに、ボンドはメロメロ。

しかし、ヴェスパーはボンドを裏切っていました。

恋人がル・シッフルの一味に捕らえられ、協力しなければ彼を殺すと脅されていたのです。

けれど、ボンドを本気で愛してしまったヴェスパーは、死を選ぶことに。

愛するがゆえに、ボンドを裏切ったことに対する深い後悔を抱いたのです。

しかし、残されたボンドはどうなるのか?

愛する女性を失ってしまったボンドの怒りと悲しみを考えるとやるせないです。

それはそうと、一つ気になったことが。

ヴェスパーの恋人はどうなるの?

用済みになったので殺される?

悪役

● ル・シッフル

ル・シッフルが素敵。

演じているのがマッツ・ミケルセンなので、何をしても絵になります。

血の涙を流すル・シッフル。(涙腺に異常あり)

喘息持ちのル・シッフル。(意外と病弱)

ブラフ時、指をこめかみに当てるル・シッフル。(かっこいい)

恋人が金髪ギャルのル・シッフル。(色気よりかわいさ重視)

負けそうになると、ボンドに毒を盛るル・シッフル。(小心者)

ボンドを全裸にして拷問するル・シッフル。(変態)

こんなに素敵なのに、ミスター・ホワイトに射殺されて終わりだなんて・・・。

● ミスター・ホワイト

ミスター・ホワイトは、黒幕なのかと思いきや、そうではなかったようです。

だってボスが自らル・シッフルに手を下すわけがないし、ヴェスパーに自分の電話番号を教えるわけがない。

ボンドに居場所を突き止められ、足を撃たれるミスター・ホワイト。

「ボンド。ジェームズ・ボンドだ」と名乗ってエンディングを迎える演出が心憎いではありませんか。

脇役

● M

MI6局長のMって、やんちゃな息子(ボンド)に手を焼くママみたい。

ボンドに住所も本名も知られていて、セキュリティがゆるゆる。

ヴェスパーの身辺調査をしていなかったし、局長として脇が甘い。

それにしても、Mっていくつなの?

定年をとっくに過ぎていそうな年齢だけど。

そろそろ引退を考えてもいいのでは?

● ルネ・マティス

MI6エージェントのルネ・マティスが、渋いイケオジ!(こちらもM同様、定年をとっくに過ぎていそうな年齢)

ボンドに二重スパイだと疑われてしまいます。

確かに裏切りそうな顔をしていましたけど。

MI6に拘束されて、ちょっとかわいそうでした。

● フェリックス・レイター

CIAエージェントのフェリックス・レイターは、窮地に陥ったボンドに資金提供をします。

CIAってば太っ腹。

しかし、ポーカーに負けたら、どうするつもりだったのでしょう?

レイターとボンドとの相性はバッチリみたいなので、今後、友情を築いていきそう。

序盤のマダカスガルでのパルクール追跡。

マイアミ空港での旅客機爆破阻止。

カジノでのポーカー対決。

そして、ヴェスパーとの別れ。

息つく暇もないシーンが続き、最高に面白い作品でした。