映画「007/スカイフォール」感想 ネタバレあり

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ボンドの出生の秘密が明らかに。
MI6を守るため、命懸けの任務に挑む人気シリーズ第23弾。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
原題名Skyfall
制作国イギリス/アメリカ
制作年度2012年
上映時間2時間23分
監督サム・メンデス

テロ組織に潜入していたNATO諜報員のデータが盗まれる。

ジェームズ・ボンドは犯人を追跡していたが、味方の誤射によって行方不明になってしまう。

その後、MI6本部が攻撃される事件が発生。

事件の黒幕は元MI6エージェントのラウル・シルヴァで、かつて見捨てられた恨みからMに復讐しようとしていた。

ジェームズ・ボンド [MI6エージェント]

演:ダニエル・クレイグ
生年月日 1968年3月2日
ラウル・シルヴァ/ディエゴ・ロドリゲス [元MI6エージェント/サイバーテロリスト]

演:ハビエル・バルデム
生年月日 1969年3月1日
ギャレス・マロリー [情報国防委員会の委員長]

演:レイフ・ファインズ
生年月日 1962年12月22日
イヴ [MI6のアシスタントエージェント]

演:ナオミ・ハリス
生年月日 1976年9月6日
セヴリン [シルヴァの愛人]

演:ベレニス・マルロー
生年月日 1979年5月19日
キンケイト [猟場の番人]

演:アルバート・フィニー
生年月日 1936年5月9日
Q [MI6の武器開発係]

演:ベン・ウィショー
生年月日 1980年10月14日
M [MI6局長]

演:ジュディ・デンチ
生年月日 1934年12月9日

ジェームズ・ボンド

ジェームズ・ボンドは任務中、Mの判断ミスにより瀕死の重傷を負います。

「信用してほしかった」と責めつつも、Mの判断に理解を示すボンド。

Mはボンドを信じ、復帰テストを不合格になった彼に任務を任せます。

こうして2人は上司と部下の関係を超え、母と息子のような絆で結ばれることに。

しかし、Mはボンドの腕の中で息を引き取ります。

悲しみを胸に秘めながらも、新しいMに忠誠を誓うボンドの何とかっこいいことよ。

今までに増して人間味あふれるボンドを堪能できた作品でした。

ボンドガール

● セヴリン

今回登場するボンドガールは、シルヴァの愛人セヴリンだけ。

しかし、シルヴァを裏切ったため、射殺されてしまいます。

またしてもボンドガールが、ボンドのせいで命を落とすことに。

登場シーンも少なく、目立った活躍もなし。

添え物的な扱いだったのが残念。

悪役

● ラウル・シルヴァ

元MI6エージェントで、現在はサイバーテロリストであるシルヴァの目的がMだったとは!

かつて優秀なエージェントだったシルヴァは、独断で中国へのハッキングを行い、捕まってしまいます。

シルヴァは拷問を受けますが、Mを守るため黙秘。

奥歯に埋められた毒薬カプセルをかみ砕きます。

しかし、死には至らず。

その後、Mに見捨てられたことを知ります。

シルヴァをかばうわけではないけれど、かわいそう。

シルヴァはボンド同様、孤児だった可能性が。

だから、Mのことを母親のように感じていたのかも。

愛するママに見捨てられた息子の悲しみと怒り。

ママを殺そうと躍起になるのも無理はありません。

しかし、ママが被弾すると、激しく狼狽します。

そして、シルヴァはママに銃を突きつけ、「共に死のう」と言うのです。

完全にマザコンやないか。

ママを罰したい。

けれど、ママがいないと生きている意味がない。

Mは愛されていますね・・・違う意味で。

もしかして「M」って、ママの「M」だったんですか?

Mのせいで闇落ちしてしまったシルヴァが、何だか気の毒でした。

脇役

● M

Mはボンドの腕の中で息絶えます。

やっと手のかかる息子2人(ボンドとシルヴァ)から解放されたM。

Mの本名がOlivia Mansfield(オリヴォア・マンスフィールド)であることが判明しました。(Mの遺品が入った箱に書かれていた)

てっきりママの「M」かと。

それは冗談ですが、箱の中には陶器のブルドック像が入っていました。

ブルドックはイギリスの国犬。

ボンドに「イギリスの番犬になれ」というメッセージを込めたのかも。

何だかんだ言って、ボンドはお気に入りの息子だったようです。

今まで長い間、ご苦労様でした。

● ギャレス・マロリー

ギャレス・マロリーは情報国防委員会の委員長です。

頭カッチカチの官僚なのかと思ったら、陸軍中佐としてヘレフォード連隊に所属し、IRAに3カ月間捕虜になった過去が・・・。

人は見かけによらないものです。

シルヴァの襲撃時には、Mを守るという勇ましい姿も。

マロリーはMの死後、MI6の局長に。

イニシャルがMだから、MI6の局長に選ばれたの?(そんなわけない)

● イヴリン

イヴリンはボンドに瀕死の重傷を負わせてしまった張本人です。

ボンドを死なせたしまったことが原因で(本当は死んでなかったけど)、現場を離れて本部勤務に。

ボンドと再会した時のやり取りが実に面白い。

ボンドに対してあまり謝っていない。(「Mの命令だったので」という顔)

そうそう、ボンドのひげをカミソリでそるシーン。

イヴリンに命を預けるボンド。

いやはや、命知らずではありませんか。

ラストでイヴリンの名字がマネーペニーであることが判明します。

マネーペニーといえば、「007」シリーズではおなじみの、MI6長官Mの秘書。

今までのマネーペニーは、ボンドに好意を寄せながらも、軽くあしらわれる役回りでした。

けれど、今回のマネーペニーは、ボンドに興味がなさそう。

● Q

か・・・かわいい。

何てかわいいんだ。

一生見ていられるかわいさ。

かわいすぎて死にそう。

誰のことかって?

そりゃ、Qに決まっているでしょうが。

ボンドに対して生意気な態度を取るQ。

ボンドからは「まだニキビがある生っ白い若造」なんて言われますが、いやいや、ツルツルスベスベお肌で、ニキビなんてありませんってば。

Qとボンドはナショナルギャラリーで、絵画を眺めながら会話をします。

2人が眺めていた絵画は、ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーの「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号、1838年」です。

ナポレオン戦争で有名な戦艦「テメレール」号が退役して解体されるため、蒸気船にけん引されて運ばれる様子を描いたもの。

遠回しに(直接的かも)ボンドを老いぼれ扱いするQが、かわいいったらありゃしない。

飛行機嫌いのQの代わりにイヴリンが香港に行くのですが、Qがボンドのひげをそるシーン・・・見てみたかった!

BL映画じゃありませんってば。

● キンケイト

キンケイトは猟場の番人で、幼少期のボンドを知る高齢男性です。

キンケイトが巻き添えで死んでしまったらどうしよう・・・と気が気ではありませんでした。

ボンドのせいで老い先短いキンケイトが死ぬなんてことになったら、後味が悪いですから。

シルヴァに見つかって一巻の終わり・・・かと思ったら、なぜか殺されず。

シルヴァは高齢者に優しいらしい。

キンケイトが無傷でよかった!

前作「慰めの報酬」に比べると、今回はアクション、悪役シルヴァの怪演、かわいすぎるQと大満足でした。

ミスター・ホワイトと謎の組織については、次回に持ち越しですね。