映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」感想 ネタバレあり

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インディ、最後の冒険!
世界を変える力を秘めた運命のダイヤルを巡り、激しい戦いが繰り広げられる大ヒットシリーズ第5弾。

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原題名Indiana Jones and the Dial of Destiny
制作国アメリカ
制作年度2023年
上映時間2時間34分
監督ジェームズ・マンゴールド

1969年、ニューヨーク。

70歳になったインディは第一線を退き、冒険から離れた生活を送っていた。

そんな彼の前に、旧友バジルの娘ヘレナが現れる。

インディは人類の歴史を変える力を持つという「運命のダイヤル」を巡る冒険に巻き込まれるのだった。

インディアナ・ジョーンズ [考古学者/冒険家]

演:ハリソン・フォード
生年月日 1942年7月13日
ヘレナ・ショー [秘宝を追うトレーダー/バジルの娘]

演:フィービー・ウォラー=ブリッジ
生年月日 1985年7月14日
ユルゲン・フォラー [元ナチスの科学者/NASAのエンジニア]

演:マッツ・ミケルセン
生年月日 1965年11月22日
バジル・ショー [考古学者/インディの友人]

演:トビー・ジョーンズ
生年月日 1966年9月7日
レオナルド [潜水士/インディの旧友]

演:アントニオ・バンデラス
生年月日 1960年8月10日

老害なんて言いなさんな

70歳になったインディを老害だなんて言っているそこのあなた!

老害だなんて言いなさんなよ。

老骨にむち打って頑張っているじゃありませんか。

(ハリソン・フォードの撮影時の年齢は80歳前!)

陸、海、空と世界を股にかけたアクションの数々。

まだまだ若い者には負けていません。

しかし、古代に残りたいと駄々をこね始めた時は、若干の老害感が・・・。

息子のマットが戦死し、妻マリオンとは離婚協議中。

現代に戻っても仕方がない。

けれど、けがを負ったインディを置き去りにするなんて、ヘレナとしては寝覚めが悪い。

ヘレナは駄々をこねるインディにパンチを食らわします。

目覚めると自宅のベットの上に。

そして、そばには心配するマリオンの姿が。

ほら、現代に戻ってよかったじゃない。

老いては子(ここでは名付け子のヘレナ)に従わなくてはね。

キャスティングに一言!

考古学者でインディの友人バジルの登場が、冒頭と回想シーンだけなんてもったいない。

個性的すぎるバジル役のトビー・ジョーンズ。

インディとの凸凹コンビが最高だっただけに残念。

そして、ヒロインのヘレナ!

あまり魅力的ではない。

金目当ての嫌な女。

途中でいい人になられても困ります。

インディを現代に連れ戻したことだけはほめてあげましょう。

ヘレナの相棒テディも魅力に乏しい。

「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のショートのようなかわい気が全くない。

うっすら生えているひげを何とかしてほしかった。

レオナルド役のアントニオ・バンデラスに関しては・・・扱いが雑ですねぇ~。

昔はセクシーな俳優としてブイブイ言わせていたのに・・・。

活躍するシーンもなく、フォラー博士にあっさり射殺されてかわいそうでした。

一方、インディの旧友であるエジプト人サラーの登場はうれしかった!

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」以来34年ぶりの再登場!

アメリカに移住していたという設定で、インディにフェドラーハットとむちを渡すシーンが胸アツでした。

インテリ悪役のマッツ・ミケルセン

マッツ・ミケルセンほどインテリ悪役が似合う俳優はいません。

しかも、ナチの軍服まで披露。

これが似合いすぎていて素敵。

マッツ演じるフォラー博士の目的は、アルキメデスが作った装置「アンティキティラのダイヤル」を手に入れることでした。

このダイヤルを使って時間の裂け目を開き、1939年8月20日へ。

ヒトラーを殺害して、ナチスが勝利する世界戦を作り出そうとしたのです。

しかし、大陸移動により座標が動いてしまったため、紀元前214年に!

飛行機を怪物だと勘違いした古代人に撃ち落とされ、フォラー博士はあっけなく墜落死してしまいます。

ロケットを月まで飛ばせるほどの知識はあったのに、大陸が移動することはすっかり忘れていたんだ。

ちょっと抜けたところがあるのがかわいい。(思いっきりえこひいき)

けれど、たとえ生き残ったとしても、紀元前214年で生きていけるほどのタフさはなさそう。

お約束ネタ

● ヘビ

毎回登場するインディの苦手なヘビ。

今回は変化球で登場しました。

エーゲ海でのシーン。

ヘレナは海の中に何かがいることに気づきます。

ウナギだと答えるレオナルド。

「ヘビみたい」と言うテディに対して「言うな」と渋顔のインディ。

とにかくニョロニョロ系が苦手なんだ。

● むちVS銃

「レイダース/失われたアーク」で、剣を振り回して威嚇する大男に対して、インアディがむちではなく銃を使うシーンがありました。

今回はその逆。

タンジェのオークション会場でムチを使うインディに対して、悪党たちが一斉に銃を向けます。

さすがのインディもこれには困り顔。

銃に勝るものはない。

● 痛まない所はないの?

「レイダース/失われたアーク」の名シーンがまたまた登場。

けがを負ったインデイに「痛むの?」と尋ねるマリオン。

「体中が痛む」というインディに対して「私も経験したわ」とマリオンが返します。

すると、インディが「痛まない所は?」なーんてことを。

待ってました!

肘、肩を指すマリオン。

そして、唇。

いやぁ~、やっぱりいい!

面白いシーン

● インディの帽子

インディとヘレナが飛行機からパラシュートで飛び降りるシーン。

風で飛ばされそうになるインディのフェドラーハットを、ヘレナがとっさにつかみます。

インディが大切にしている帽子だってことを分かっていらっしゃる。

今まで失くしたことはないのかしら?

● マリオンの写真

インディは冷蔵庫に貼ってあるマリオンの写真をマグネットで隠していました。

しかし、マリオンが食材を入れている間に、こっそりマグネットを取るインディがかわいい。

史実に基づいている?

● ロンギヌスの槍

ナチスに強奪されたロンギヌスの槍を取り戻すため、ドイツに潜入したインディ。

ロンギヌスの槍は、イエス・キリストの脇腹を刺したとされる聖遺物で、ヒトラーが実際に探していました。

● アンティキティラのダイヤル

アンティキティラのダイヤルは、実在する「アンティキティラ島の機械」に着想を得たものです。

暦計算機で、紀元前1世紀頃に制作されたもの。

1901年にアンティキティラ島(ギリシャ)付近で発見されました。

● ユルゲン・フォラー

マッツ・ミケルセンが演じたユルゲン・フォラーのモデルは、ロケット工学者のヴェルナー・フォン・ブラウン(1912~1977年)です。

アポロ宇宙船による人類最初の月着陸の実現に貢献しました。

● アルキメデス

アルキメデス(前287~前212年)は、シチリア島シラクサ出身の実在した数学者です。

アルキメデスの原理を発見。

シラクサ陥没直後、ローマ兵に刺殺されました。

今までご苦労様でした・・・と思ったら、おや?

ラストはインディがフェドラーハットを取るシーンで終わります。

また冒険の旅に出掛けるつもりですか?

ハリソン・フォード版インディ・ジョーンズは、大団円を迎えました。

けれど、インディ・ジョーンズは永遠に不滅です。