映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」感想 ネタバレあり

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ダニエル・クレイグ版ボンドはこれで見納め。
「まだ死ぬ時ではない」人気シリーズ第25弾。

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原題名No Time to Die
制作国イギリス/アメリカ
制作年度2021年
上映時間2時間43分
監督キャリー・ジョージ・フクナガ

ジャマイカで静かな生活を送っていたジェームズ・ボンドは、旧友のレイターから、誘拐された科学者の救出を依頼される。

依頼を受けたボンドは、やがて世界を脅かす恐るべき生物兵器の存在を突き止めるのだった。

ジェームズ・ボンド [MI6エージェント]

演:ダニエル・クレイグ
生年月日 1968年3月2日
リュートシファー・サフィン [テロリスト]

演:ラミ・マレック
生年月日 1981年5月12日
マドレーヌ・スワン [医師]

演:レア・セドゥ
生年月日 1985年7月1日
ノーミ [MI6エージェント]

演:ラシャーナ・リンチ
生年月日 1987年11月27日
Q [MI6の武器開発係]

演:ベン・ウィショー
生年月日 1980年10月14日
イヴ・マネーペニー [Mの秘書]

演:ナオミ・ハリス
生年月日 1976年9月6日
フェリックス・レイター [CIAエージェント]

演:ジェフリー・ライト
生年月日 1965年12月7日
エルンスト・S・ブロフェルド [「スペクター」の首領]

演:クリストフ・ヴァルツ
生年月日 1956年10月4日
M [MI6局長]

演:レイフ・ファインズ
生年月日 1962年12月22日
パロマ [新人CIAエージェント]

演:アナ・デ・アルマス
生年月日 1988年4月30日

ジェームズ・ボンド

イタリアでマドレーヌとの甘い蜜月を満喫するボンド。

しかし、スペクターの雇い兵に襲撃されたことにより、内通者がマドレーヌなのではないかと疑います。

愛する人を疑ってしまうボンド。

過去にヴェスパーに裏切られた記憶が頭をよぎったに違いありません。

けれど、実際はブロフェルドの仕業であり、マドレーヌは裏切っていませんでした。

5年後、ボンドはマドレーヌと再会します。

マドレーヌのそばには、ボンドとの間にできた娘マチルドが!

ラストは親子3人で幸せに暮らしてほしかったのに・・・何だよっ!あの終わり方は!

かっこよく散りすぎ。

もう二度とボンドは演じないという、ダニエル・クレイグの決意表明だったの?

それはそうと、一番印象的だったのがラストではなく「土下座」ですよ。

ボンドがまさかのジャパニーズ・土下座。

このシーンは、思わずプッと吹き出してしまいました。

もちろん土下座には理由があったわけですけど。(サフィンを殺す機会を狙っていた)

白人の土下座を見れるなんて、後にも先にもないでしょうよ。

ボンドガール

● パロマ

CIAエージェントのパロマが・・・か・・・かわいい。

あのドレスは反則です。

胸元が大胆に開きすぎ。

深いスリットが入りすぎて、脚が露出しすぎ。

これ、男性陣は「やったぜ!」と思ったんじゃないですか。

新人とは思えない(訓練期間は3週間)戦闘スキル。

長い脚で敵にキックを食らわせるかっこよさよ。

去り際に「チャオ」と言ってボンドと別れるパロマ。

チャ・・・チャ・・・チャオって・・・かわいい。

● マドレーヌ・スワン

ボンドに内通者だと疑われたのに、決して怒らない度量の広いマドレーヌ。

よほどボンドにほれ込んでいたんですねぇ~。

強い女性なので、ボンド亡き後もシングルマザーとして、たくましく生きていくでしょうよ。

悪役

● エルンスト・S・ブロフェルド

ブロフェルドは、生体工学バイオニックの眼を通じて部下と連絡を取っていたことが判明します。

けれど、あっけなくウィルス兵器で死んでしまった!

脱獄するという展開があったら面白かったのに、あまりにもあっけなさすぎる。

長年ボンドを苦しめてきた「スペクター」が、あっさり壊滅してしまうなんて・・・。

● リュートシファー・サフィン

サフィンって日本通なのでしょうか?

サフィンが付けている仮面は、日本の能面。

アジトには、枯山水や盆栽、畳。

これはサフィンの趣味というより、父親が日系アメリカ人であるキャリー・ジョージ・フクナガ監督の趣味?

だったら日本ロケを敢行してくれてもよかったのに。

過去に日本が舞台になったのは、「007は二度死ぬ」(1967年)

ジェームズ・ボンド役はショーン・コネリーで、ボンドガールは若林映子と浜美枝でした。

今後に期待。

さて、サフィンの目的は「スペクター」に復讐することでした。

家族をミスター・ホワイトに殺された過去があったのです。

ここであれ?と思ったことが。

前作でミスター・ホワイトは「女子供は殺さない」と言っていたのに、サフィンの母親を殺しています。

これでミスター・ホワイトのうそが判明したわけですが、今さら死人に何を言っても仕方がない。

サフィンの目的が「スペクター」の壊滅だけならよかったのですが、「ナノボット」を奪う目的も。

皮膚接触で体内に入り込む極小バイオロボット「ナノボット」を手に入れようと画策していたのです。

ナノボット兵器を手に入れたサフィンと、ボンドのガチンコ対決!

しかし、サフィンはあっけなくボンドに倒されてしまいます。

見た目からも分かるように、肉弾戦には弱かったみたいです。

脇役

● M

Mはボンドの犠牲を悼み、献杯の言葉を述べます。

「人間は存在するだけでなく生きるべきだ。だが、いたずらに生を延ばさず、その時間を使い切りたい」

これはジャック・ロンドン(1876~1916年。アメリカの作家)の言葉。

いつも思うのですが、外国人は引用するのが好きです。

イギリス人のMが、アメリカ人作家の言葉を引用するんだ。

別にいいけど。

● ノーミ

コードネーム「007」を継いだMI6エージェントのノーミは、事あるごとにボンドと衝突します。

ボンドの寝室のベッドに腰かけて、ウィッグを取った時のシーンが面白かった!

「服を脱がずに頭が先か」なんて軽口をたたくセクハラボンド。(完全にコンプライアンス違反です)

けれど、ノーミは気にするようなタマじゃない。

ノーミが「007」ということは、次回の「007」はどうなるの?

彼女が主役?

失礼ながら、彼女が主役だと弱い。

やはり「007」は、スマートで色気のある男性じゃないとね。

● Q

Qファンの皆さん、お待たせしました。

ようやく、ようやく、Qの家を拝見することができましたよ。

自宅で料理中に、突然現れるボンドとマネーペニー。

前掛けエプロンが・・・あれ?日本?

「日本代表、帆前掛」と書かれた、富士山と日の出の柄が入ったデザインのエプロンを身に着けています。

これは日本の衣料品ブランド「エニシング」のもの。

Qが自分で買ったものなのか、それとも誰かからプレゼントされたものなのか気になります。

そうそう、Qの愛猫も登場!(「スフィンクス」と呼ばれる毛のない猫)

値段の高い猫を飼っているQ。

素敵なアパートといい、ゴージャスな猫といい、Qは高給取りに違いない。

それから、Qが同性愛者であることも判明。(知ってたけど)

「20分後に彼が来る」とぼやくQ。

彼氏が来る前に、ボンドとマネーペニーは帰ってくれたのかしら?

いや、Qは家のないボンドを泊めることになるので、当分彼氏とは会えまい。

● イヴ・マネーペニー

マネーペニーが登場するシーンが少なく、ボンドとのコミカルな掛け合いもない。

前作で登場した(顔は分からない)マネーペニーの友人?彼氏?らしき人のその後も分からず。

Qのようにプライベートが分かるシーンがあってもよかったのに・・・残念。

● フェリックス・レイター

CIAエージェントのフェリックス・レイターが久しぶりに登場したと思ったら、サフィンの手下に撃たれて非業の死を遂げます。

死なせるなんてあんまりです。

ボンドの唯一の友人だったのに。

とうとう終わってしまいました。

ダニエル・クレイグ版「007」が見れなくなるのは寂しいです。

気になるのは、次の「007」を誰が演じるのかということ。

ダニエル・クレイグのイメージが強すぎて、難航しそう。

それでも、次回作を期待して待つことにします。