映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」感想 ネタバレあり

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19年ぶりにインディが復活!
クリスタル・スカルを巡ってKGBと戦う大ヒットシリーズ第4弾。

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原題名Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
制作国アメリカ
制作年度2008年
上映時間2時間2分
監督スティーヴン・スピルバーグ

1957年、インディ・ジョーンズはKGBエージェントのイリーナ・スパルコに拉致され、謎の物体を探すよう強要される。

隙を見て脱出したインディは、マットという青年に出会い、彼の依頼で失踪した教授を探すことに。

手がかりを追ううちに、南米に伝わる「クリスタル・スカル」と呼ばれる存在にたどり着くのだった。

インディアナ・ジョーンズ [考古学者/冒険家]

演:ハリソン・フォード
生年月日 1942年7月13日
マット・ウィリアムズ [マリオンの息子]

演:シャイア・ラブーフ
生年月日 1986年6月11日
マリオン・レイヴンウッド [インディの元恋人]

演:カレン・アレン
生年月日 1951年10月5日
イリーナ・スパルコ [KGBエージェント]

演:ケイト・ブランシェット
生年月日 1969年5月14日

何はともあれケイト・ブランシェット!

KGBエージェントのイリーナ・スパルコを演じるのが、大スターのケイト・ブランシェットです。

黒髪のボブカットで、剣術の達人であるイリーナを喜々と演じています。

見どころは、イリーナとマットがフェンシングバトルを繰り広げるシーンでしょう。

コミカルなマットに対し、優雅な剣さばきを見せるイリーナの何と素敵なことよ。

美しき悪女は何をしてもさまになります。

正直に言うと、今までの悪役は無名の俳優が多かったせいか、少し物足りなさを感じていました。

「レイダース/失われたアーク」
● ルネ・ベロック(ナチスと組んでいるフランス人考古学者)
● アーノルド・エルンスト・トート(ナチス)

「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
● モラ・ラム(サギー教の司祭)

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」
● エルザ・シュナイダー(考古学者)
● ウォルター・ドノバン(アメリカ人富豪)

その点、ケイト・ブランシェットは人気と実力を兼ね備えた大スター。

ケイトのおかげで、作品がより面白くなったのは言うまでもありません。

キャスティングって大事。

トリビア

● 51番倉庫

冒頭の51番倉庫のシーン。

「レイダース/失われたアーク」で登場した「契約の箱」がチラリと映ります。

「契約の箱」は政府機関の倉庫で秘匿されていたようです。

このチラ見せ、心憎い。

● 監督の娘が!

スティーヴン・スピルバーグ監督とケイト・キャプショー(「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のヒロインのウィリー役)の娘サーシャ・スピルバーグが出演。

「あたしの彼よ」と言って、マットにパンチを食らわせる女子学生の役です。

お約束ネタ

● ヘビ

インディとマリオンが、底なし沼にはまってしまうシーン。

マットが2人を助けようと、ロープの代わりに持ってきたのが巨大ヘビ!

ヘビ嫌いのインディはパニックに陥り「ロープを探せ」と絶叫します。

「ここにホームセンターなんてない!」(確かに)と、マットはあきれ顔。

インディ「ヘビと言うな」

マット「じゃ、何と言う?」

インディ「ロープと言え」

マット&マリオン「ロープをつかんで」

このくだり、最高です。

● 嫌な予感がする

毎回「スター・ウォーズ」ネタが登場しますが、今回はこちら。

クリスタル・スカルを見つけたインディは「嫌な予感がする」とつぶやきます。

これは「スター・ウォーズ」のキャラクターであるハン・ソロの名セリフではありませんか。

しかも、ハン・ソロを演じていたのがハリソン・フォード!

ファンサービス満点です。

放射線を防げるの?

ネバダの無人の町でカウントダウンが始まり、核爆発が起きます。

インディは鉛の冷蔵庫に飛び込み、無傷で帰還。

マジかよ。

鉛の冷蔵庫で放射線を防げるわけがない。

即死レベルです。

これは冷蔵庫がタイムマシンでないと説明がつきません。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(BTTF)のタイムマシーンは、当初はデロリアン(車)ではなく、冷蔵庫でした。

そして「BTTF」の製作総指揮が、本作の監督のスティーヴン・スピルバーグ!

インディは時を超えたので、死なずに済んだに違いありません。

なーんてね。

あの登場人物たちは今?

映画の冒頭で、インディの父ヘンリーと、大学の副部長でインディの上司マーカス・ブロディが亡くなっていたことが判明します。

ヘンリー役のショーン・コネリーは、セミリタイア状態だったので、出演は叶わず。

マーカス役のデンホルム・エリオットは、1992年に死去。

時の流れを感じてしまいます。

しかし「レイダース/失われたアーク」のマリオンが、27年ぶりに再登場!

これはうれしい。

しかも、マリオンはインディの息子マットを産んでいたことが明らかになります。

何でも結婚式の1週間前に婚約を破棄したインディ。(ひどくない?)

理由は破局が目に見えていたから。(意外と臆病な男だったのね)

インディはマリオンを傷つけまいと、何も言わずに消えます。(余計に傷つくって)

1年後に手紙を出すインディ。(未練たらしい)

しかし、マリオンはマットが生後3か月の時に、イギリス空軍の英雄ウィリアムズと結婚。

けれど、ウィリアムズが戦死し、未亡人になります。

シングルマザーとしてマットを育てたマリオン。

インディに対して相当腹を立てていたようです。

でも、さすがはプレイボーイのインディ。

「あなたは次々女が?」とマリオンが嫌味を言うと「何人かいたが、いつも不満があった。”君とは違うって”」な-んて殺し文句を!

これには思わずにやけるマリオン。

インディにこんなことを言われたら、許してしまいます。

2人は結婚。

末永くお幸せに。

クリスタル・スカルの正体は?

「クリスタル・スカルの王国」は、賛否両論だったようです。

なぜなら宇宙人が登場するから。

クリスタル・スカルの正体は、宇宙人だったのです。

けれど、宇宙人が登場してもいいじゃありませんか。

地球の歴史には、古代から宇宙人の存在があったのですから。

古代遺跡が宇宙人によって建設されたという説があってもいいと思います。

インディとマリオンの結婚式で、風に飛ばされたインディの帽子をマットがかぶろうとします。

しかし、インディが帽子を取り戻して、自分の頭にのせます。

まだ若造のマットに譲るつもりはないという演出が最高じゃありませんか。

インディ・ジョーンズ=ハリソン・フォードですから。