ドラマ「ジャッカルの日」感想 ネタバレなし&あり

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狙った獲物は必ず仕留める!
すご腕の殺し屋ジャッカルと、彼を追うMI6の追跡に目が離せない。

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原題名The Day of the Jackal
制作国イギリス
制作年度2024年
エピソード数10エピソード

ジャッカルはドイツのミュンヘンで次期首相候補の暗殺に成功。

新たな依頼として、IT起業家UDC(ウレ・ダグ・チャールズ)の殺害を引き受ける。

MI6の捜査官ビアンカは、チームを率いてジャッカルの足取りを追うのだった。

ジャッカル/チャールズ・カルスロップ [殺し屋]

演:エディ・レッドメイン
生年月日 1982年1月6日
ビアンカ・プルマン [MI6の捜査官]

演:ラシャーナ・リンチ
生年月日 1987年11月27日
ヌリア [ジャッカルの妻]

演:ウルスラ・コルベロ
生年月日 1989年8月11日
ティモシー・ウィンスロップ [金融家]

演:チャールズ・ダンス
生年月日 1946年10月10日

映画「ジャッカルの日」は、1973年にエドワード・フォックス主演で公開されました。

今回のドラマ版は、映画版とは全く異なる内容の作品となっており、人気俳優エディ・レッドメインが、冷徹な殺し屋ジャッカルを演じています。

ジャッカルと彼を追うMI6捜査官ビアンカの対決がテンポよく描かれていて、最後まで目が離せません。

骨太のスパイドラマを見たい人、必見の作品です。

殺し屋ジャッカル

困った・・・ものすごく困った・・・。

何が困ったかって?

そりゃ、ジャッカルに思いっきり肩入れしてしまうことですよ。

平気で罪のない人を殺害するジャッカル。

悪人なので応援してはいけない・・・と思いつつ、応援してしまう。

だって演じているのが、エディ・レッドメインですよ。

かわいいので、応援したくもなりますってば。

撮影時は40代前半だったエディ。

40代であんなにかわいいおじさんはいません。

同じくイギリス人俳優のベン・ウィショーといい勝負。

ジャッカルは悪人としての顔と、妻子を心から愛する顔の両方を持っています。

かわいい顔のジャッカルが平然と人を殺す・・・もう感情がぐちゃぐちゃです。

見どころはやはり暗殺シーンでしょう。

第1話の次期首相候補フェストの暗殺。

3815メートル離れた場所から、フェストの頭を撃ち抜くジャッカル。

3815メートルもの距離を実際に撃つことは可能なのか?

歴代最長距離狙撃記録は、2025年にウクライナの狙撃手が約4000メートル離れた場所からロシア兵2名を射殺しています。

つまり、ドラマだから誇張しているわけではなく、実際に可能です。

そして、第9話。

海で泳ぐのを日課にしているIT起業家のUDCが、水面に顔を出した瞬間に射殺します。

このシーンは・・・成功してくれ、でも・・・という何とも複雑な気持ちになってしまいました。

暗殺を成功させたジャッカルでしたが、雇い主のウィンスロップがまさかの報酬の踏み倒し。

それだけでなく、ジャッカルを暗殺しようとします。

知りすぎたジャッカルの口封じをしようとする、何とも腹黒い男!

自分が雇った連絡係のジーナまで始末しようとするのですから、いやはや、どっちが悪人なのかって話です。

けれど、これは予想通りでした。

なぜなら、ウィンスロップを演じているのは、悪役を演じさせたら右に出る者はいない名バイプレイヤーのチャールズ・ダンスですよ。

失礼ながら、どう見ても悪人顔。

素直に報酬を払うわけがない。

これまでジャッカルの標的になった人に対しては同情心がありましたが、ウィンスロップならその心配はなし。

報復するには申し分のない相手じゃないですか。

これはシーズン2が楽しみ。

MI6捜査官ビアンカ

MI6捜査官のビアンカのお尻が・・・デカ尻。

視聴者全員が気になったであろうデカ尻。

そのデカ尻のビアンカですが、あまり好きになれないキャラクターでした。

どう見ても悪役レスラー。

細身でかわいらしい顔をしたジャッカルと、ムチムチのビアンカ。

思わず「どっちが悪人なんだよ!」と突っ込みを入れたくなります。

それに、家族をないがしろにしたり、部下に横柄な態度を取ったりと、性格にも難あり。

ジャッカルを仕留めるために、一体何人の罪のない人を犠牲にしたんだよ。

最終話でのジャッカルとの対決では、ビアンカが死んでしまったのではないかと思わせる結末でした。

頭を撃たれたわけではないので、100パーセント死んだとは断言できず。

あのデカ尻なら、銃弾も跳ね返しそう。

というのは冗談として、ビアンカの生死に注目です。

ジャッカルの妻ヌリア

ジャッカルのスペイン人妻ヌリアって・・・オツムが弱いのでしょうか?

夫が何の仕事をしているのか把握していない。

普通は会社名を聞きますよ。

あまりの出張の多さに浮気を疑うヌリア。

ようやくジャッカルが「解決屋」をしていると聞かされます。

「大企業や多国籍企業が問題を抱えた時に、僕が解決するんだ。産業スパイだよ。ごくまれだはあるけれど、違法なこともやる。別人になりすましたり、人を買収したりする」

な~んだ、そうだったんだ~・・・なーんて思うはずがない。

普通ならはぁ?ですよ。

けれど、ジャッカルの嘘を信じたヌリアは、変装グッズを届けるという、完全にオバカな行動に出までます。

ようやくジャッカルの正体を知って、息子と共に姿を消すヌリア。

素人のヌリアが完全に姿を消すなんて不可能なので、すぐジャッカルに見つかりそう。

なぜジャッカルは殺し屋になったのか?

2013年、ジャッカルはアフガニスタンでタリバン上層部の生け捕りや殺害を目的とする特殊部隊に所属していました。

ある日、特殊部隊はタリバンの現場指揮官を生け捕りにするため、彼が出席する親戚の結婚式に向かいます。

しかし、軍曹は結婚式にいた招待客全員を殺害し、証拠隠滅のために空爆を行います。

この事件に憤慨したジャッカルは、即席爆弾を仕掛けて部隊を全滅させることに。

この過去がジャッカルを冷酷な殺し屋に変えたのではないか?

PTSDから抜け出せぬまま、殺し屋の道を選んだのかもしれません。

裏切者は?

ビアンカの行動が敵に筒抜けだったことから、MI6内部に裏切者がいることが判明します。

裏切者はやはりビアンカの上司のイザベルでした。

MI6の長官になる見返りとして、情報を流していたのです。

そして、外務大臣ホワイトロック。

2人はウィンスロップと通じていたのです。

それでは、ビアンカの上司オシタは?

ビアンカからのメッセージ「イザベルからジャッカルの殺害命令」を削除するオシタ。

しかし、削除したからといって、オシタも裏切者だとは断言できません。

組織内の圧力に飲まれた可能性も。

どちらにせよ、シーズン2で明らかになるでしょう。

シーズン1で残された謎がこちら。

● ビアンカの生死(ビアンカの生死は、演じるラシャーナ・リンチのスケジュール次第?)

● ジャッカルの戦友ゲイリーの行方(ゲイリーのその後がシーズン1では描かれず。命を落とした可能性が高いけれど・・・)

● ジャッカルの両親(両親についてほんの少し言及されるシーンがありました。シーズン2に登場するのか?)

これはシーズン2が楽しみです。