
強敵オズワルド・モーズリーが登場!
一方、トミーの精神は極限状態に・・・。
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ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン1 感想 ネタバレなし&あり
ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 感想 ネタバレあり
ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン3 感想 ネタバレあり
基本情報
原題名 | Peaky Blinders |
制作国 | イギリス |
製作年度 | 2019年 |
エピソード数 | 6エピソード |
あらすじ
1929年、世界恐慌の影響で、シェルビー家は再び裏ビジネスに手を染めることに。
一方、ギャングの「ビリー・ボーイズ」が、ピーキー・ブラインダーズに宣戦布告。
そして、ファシスト党を立ち上げようとする政治家オズワルド・モーズリーが、トミーに接触する。
登場人物とキャスト
シーズン5の登場人物
オズワルド・モーズリー [ファシストの政治家]
演:サム・クラフリン(1986年6月27日生まれ)
サム・クラフリンは「パイレーツ・オブ・カリビアン」(2011年)「ハンガーゲームシリーズ」(2013年/2015年)でもおなじみのイケメン俳優です。
今作では打って変わって、嫌な男全開のモーズリーを演じています。
イメージがガラリと変わっているので、サムだと気づいていない人も多いかも。
ジーナ・グレイ [マイケルの妻]
演:アニャ・テイラー=ジョイ(1996年4月16日生まれ)
顔が爬虫類っぽいなんて言ってはいけません。
アニャ・テイラー=ジョイは今後、大化けする可能性がある俳優なのですから。
画面からも大物感を漂わせています。
感想(ネタバレあり)
精神状態が危ういトミー
トミーは労働党下院議員になり、ビジネスも好調。
我が世の春を謳歌しているのかと思いきや、どん底に突き落とされる出来事が。
株の大暴落で、シェルビー家は大損。
現金収入が必要となり、裏の仕事を引き受けざるを得なくなります。
脅迫に殺人。
これでは昔に逆戻りではありませんか。
トミーは徐々に精神状態が危うくなり、グレースの幻覚を見るようになってしまいます。
オズワルド・モーズリー、ビリー・ボーイズ、マイケルと、片付けなければならない問題が山積みで、もがき苦しむトミーが痛々しい。
精神状態が髪型に表れるのか、シーズン5になって急おかしなヘアスタイルになっています。
そして、モーズリーの暗殺の失敗。
ラストシーンで拳銃を頭に突き付けたトミー。
トミー!!
モーズリーを暗殺せよ
今シーズンはトミーの前に2人の男が立ちはだかります。
1人目がオズワルド・モーズリー・
オズワルド・モーズリーは実在したイギリスの政治家。(1896~1980年)
イギリスのファシズム運動の中心にいた人物です。
そして、2人目がモーズリーとつながっているギャング団「ビリー・ボーイズ」のボス、ジミー・マッカバン。
しかし、モーズリーが悪目立ちしすぎて、ジミーが小物にしか見えない。
印象がかなり薄いです。
さて、トミーはファシストであるモーズリーを暗殺する計画を立てます。
けれど、暗殺は失敗。
トミーの戦友で狙撃手のバーニーと、アベラマが殺されてしまいます。
なぜ計画がバレたのか、トミーには分からず。
もちろん視聴者は分かっていますよ。
末っ子のフィンが「今日、ファシストを撃つ」とビリーにペラペラしゃべっていましたからね。
ビリーは元サッカー選手で、ピーキー・ブラインダーズに脅迫されて、八百長試合の橋渡しをさせられていた男。
ビリーが誰かに電話している様子が描かれていました。
その誰かが暗殺を阻止したんでしょうね。
ビリーも結構大胆。
もしバレたら、トミーに殺されるのに。
一体誰に電話したのか?
気になるところです。
玉座を狙うマイケル
マイケルには腹が立つ!
いつかトミーに牙をむくだろうとは思っていたけれど、あそこまでとは・・・。
アンタのせいで株で大損をしたのに、何なんだよ、あの態度は!
一体誰のおかげでぜいたくな生活を送れているんだよと言いたい。
アメリカ人の妻ジーナも生意気な女で、はらわたが煮えくり返る。
マイケルはこともあろうか偉そうに、時代は変わっただの、世代交代するべきだのとほざくのよ。
ポリーが平手打ちをしてくれてすっきりしました。
トミーはポリーに、マイケル側についたら容赦しないと告げます。
ポリーは辞表を提出。
トミーより息子のマイケルを選ぶのは仕方がないけれど、ポリーがピーキー・ブラインダーズを去るのは悲しい。
次シーズンはトミーVSマイケルの全面戦争になることは必至。
どちらかが死ぬまで終わらないでしょうね。
今シーズン一番の衝撃
今シーズン一番の衝撃は、ポリーが45歳だったってことですよ。
45歳!?
45歳!?(何度も失礼ですよ)
シェルビー兄弟の伯母なので、てっきり50代後半かと思っていました。
そして、もう一つの衝撃は、アベラマがポリーにほの字だったってことですよ。
アベラマがポリーを!?
アベラマがポリーを!?(何度も失礼ですよ)
アベラマとの結婚も決まり、ようやくポリーも幸せになれるのかと思いきや、最終話でアベラマが殺されてしまった!
息子のマイケルは反抗的だし、嫁のジーナは生意気。
マイケルの側についたため、ファミリーの仕事まで失うポリー。
トミーもボロボロだけれど、ポリーも負けず劣らず不幸の道まっしぐらではありませんか。
ポリーとトミーが不幸なのはとても悲しい。
やっぱり生きていたアルフィー
予想通りアルフィーは生きていました。
アルフィーの愛犬を引き取っていたトミー。
トミーってば動物には優しい。
人間より馬の方を大事にしているトミーですからね。
アルフィーは犬を引き取るつもりはないらしく、自分が死んだことにしておいた方がいいなんて、それ、どういう心境?
犬に対する優しさ?
総評
いよいよ次でファイナルシーズン。
今まで負けたことがなかったトミーが、初めて敗北するという厳しいシーズンでした。
また昔のような自信に満ちたトミーに戻ってほしい。