
ほら、言わんこっちゃない。
やっぱり復讐しにやって来たルカ・シャングレッタと、トミーとの戦いに目が離せない。
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ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン1 感想 ネタバレなし&あり
ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 感想 ネタバレあり
ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン3 感想 ネタバレあり
基本情報
原題名 | Peaky Blinders |
制作国 | イギリス |
製作年度 | 2017年 |
エピソード数 | 6エピソード |
あらすじ
1925年、シェルビー家の元に黒い手形が押されたクリスマスカードが届く。
送り主はニューヨークマフィアのルカ・シャングレッタだった。
ルカは1年前に殺された父ヴィセンテの復讐のため、イギリスに乗り込んでくる。
登場人物とキャスト
シーズン4の登場人物
ルカ・シャングレッタ [イタリア系ギャング]
演:エイドリアン・ブロディ(1973年4月14日生まれ)
エイドリアン・ブロディは「戦場のピアニスト」(2002年)で、史上最年少のアカデミー賞主演男優賞を受賞した俳優です。
イタリア系ではありませんが、イタリア系ギャングの役がよくお似合い。
への字眉毛なので、あまり怖そうに見えない。
アベラマ・ゴールド [ジプシー/殺し屋]
演:エイダン・ギレン(1968年8月24日生まれ)
エイダン・ギレンといえば、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のリトル・フィンガー役で有名です。
食わせ者のオーラがプンプンしていて面白い。
ジェシー・エデン [労働組合のリーダー]
演:チャーリー・マーフィ(1987年11月30日生まれ)
感想(ネタバレあり)
家族がバラバラに
前シーズンで逮捕されたアーサー、ジョン、マイケル、ポリーに対して、敵よりももっと強い相手と取引したから大丈夫だと言い放ったトミー。
一体誰のことかと思ったら、まさかジョージ国王だったとは!
(といっても、国王と直接、取引はしていないですよ。さすがにそれは無理)
ジョージ国王が陰謀に関わった証拠の私信を、ハンプトン宮殿から盗んだピーキー・ブラインダーズ。
トミーは手紙を焼くから家族を助けろと脅し、名誉大英勲章まで要求します。
一体どうやって宮殿から手紙を盗み出したのか?
詳しい説明がなかったので分からず。
そのシーン、見たかったです。
しかし、逮捕の一件で家族はバラバラに。
アーサーはすっかり農家のおじさんになり、マイケルはトミーに偉そうな口をたたくように。
ポリーは精神的にひどい状態に陥り、薬に頼るようになります。
画家の恋人とは別れたみたい。
しかし、ジョンがシャングレッタ・ファミリーに殺されたことで、再び一致団結!
何だかんだ言ってもファミリーの絆は強し。
ポリーとルカが密会し、トミーを始末する計画に合意した時は、さすがに肝を冷やしましたよ。
アーサー、マイケル、フィンを助けるために、トミーを裏切るのかと・・・。
しかし、実はこれは裏をかくためのポリーの計画でした。
さすがはポリー姐さん。
敵をあざむくのがうまい。
けれど、問題はマイケルよ。
マイケルはトミーが命を狙われることを知っていながら黙っていたんですよね。
そのことをトミーに知られたマイケルは、アメリカ行きを命じられます。
ポリーの息子じゃなかったら、これだけでは済まなかったと思う。
けれど、いつかトミーVSマイケルの全面戦争が起こりそう・・・。
ほら、言わんこっちゃない
前シーズンでシャングレッタファミリーのボスの妻を逃がした時、これは報復があるなと思っていましたが、予想通りありました。
ボスの息子ルカ・シャングレッタが、ニューヨークからはるばるやって来ましたよ。
それにしても、今まで登場したギャングのボスって、お茶目な見た目の人ばかりですよね。
シーズン1のビリー・キンバーは、頭空っぽ男。
シーズン2のダービー・サビーニは、ボケキャラ。
今シーズンのルカ・シャングレッタは、への字眉毛のトホホ顔のおじさんではありませんか。
しかし、ジョンがシャングレッタ一味に撃たれて死ぬという展開で、のんきにトホホ顔だなんて言っていられない事態に。
トミーはシャングレッタファミリーに対抗するために、ジプシーの殺し屋アベラマ・ゴールドと手を組みます。
このアベラマ・ゴールドが、一癖も二癖もある人物で面白い。
(ついつい「ゲーム・オブ・スローンズ」のリトル・フィンガーと重ね合わせてしまう)
第5話のトミーVSルカの一騎打ちはしびれました。
ここで監督に言いたいことが。
トミーの美しく青い目がアップになる演出。
分かっていらっしゃる。
ラストはやはりトミーが勝つということで、ルカの手下がシェルビー側についたことで形勢逆転。
(高報酬の側につくという、何とも忠誠心のない手下たち)
ルカはあっけなくアーサーに殺されたのでした。
いやはや、美しいトミーとトホホ顔のルカの対比を十分に楽しませていただきました。
またまたまた裏切ったアルフィー
ルカはアルフィーに取引を持ち掛けます。
またまたまたトミーを裏切るアルフィー。
今までアルフィーには甘かったトミーも、さすがに堪忍袋の緒が切れます。
しかし、アルフィーがガンに冒されていると知って、二の足を踏むトミー。
アルフィーに挑発されて彼を撃ちますが、当たったのは顔?
アルフィーが死んだのかどうかは分からず。
あのアルフィーのことだから、簡単にくたばるとは思えません。
アルフィーの愛犬はどうなるの?
三つ巴の戦い
シェルビーVSシャングレッタの抗争よりも、女同士の三つ巴の戦いが気になって仕方がありませんでした。
フリーになったトミーは、今シーズンもモテモテ。(眼鏡姿を披露してくれましたが、これがまたよくお似合い)
トミーを巡ってジェシー、メイ、リビーと三つ巴の戦いが繰り広げられます。
けれど、労働組合のリーダーのジェシーは、トミーに利用されただけの女で、何だかかわいそうでした。
メイに敵対心丸出しのリジーが面白かった!
最終的に勝利を収めたのはリジー。
トミーの子を妊娠するという、妊娠したもの勝ちの展開に思わずチクショーですよ。
はっきり言ってリジーは好きになれないので、地団駄踏みまくりました。
リジーはジェシーに勝ち誇った表情を浮かべるんですよ。
この時の表情が憎たらしい。
リジーがトミーの妻って・・・もう許せないんだけど。
総評
シーズン1ではバーミンガムのチンピラにすぎなかったのに、労働党下院議員にまで上り詰めたトミー。
今後、トミーの行く手を阻む強大な敵が現れるのか?
次シーズンも楽しみです。