映画「エノーラ・ホームズの事件簿3」感想 ネタバレあり

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エノーラ・ホームズが結婚?
そうは問屋が卸さない人気シリーズ第3弾。

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原題名Enola Holmes3
制作国アメリカ
制作年度2026年
上映時間1時間45分
監督フィリップ・バランティーノ

探偵のエノーラ・ホームズは、テュークスベリーとの結婚を目前に控えていた。

しかし、兄のシャーロック・ホームズが何者かに誘拐される。

エノーラは兄を救うために捜査を開始するのだった。

エノーラ・ホームズ [ホームズ家の末っ子/探偵]

演:ミリー・ボビー・ブラウン
生年月日 2004年2月19日
テュークスベリー・バジルウェザー侯爵 [貴族]

演:ルイス・パートリッジ
生年月日 2003年6月3日
シャーロック・ホームズ [ホームズ家の次男/名探偵]

演:ヘンリー・カヴィル
生年月日 1983年5月5日
ユードリア・ホームズ [マイクロフト、シャーロック、エノーラの母]

演:ヘレナ・ボナム・カーター
生年月日 1966年5月26日
ジョン・ワトソン [医師]

演:ヒメーシュ・パテル
生年月日 1990年10月13日
ミラ・トロイ/モリアーティ[犯罪者]

演:シャロン・ダンカン=ブルースター
生年月日 1976年2月8日

マイクロフトは?

前作に続き、マイクロフトの登場はなし。

母親のユードリアにいら立つマイクロフトの姿を見たかっただけに残念。

妹の結婚式になぜ出席しない?

マイクロフト役のサム・クラフリンのスケジュールの都合もあったのかもしれない。

それならせめて、セリフの中で不在の理由を説明してほしかったです。

完全に存在を抹殺されている扱いなのがひどい。

史実に基づいている?

1作目は投票権について。

2作目は労働者の権利について。

そして、3作目ではイギリス植民地時代の歴史という壮大なテーマのはずなのですが・・・その割には歴史的な背景があまり生かされていないように感じました。

本作の舞台であるマルタ共和国が、1800年から1964年までイギリスの植民地だったのは事実です。

問題はエノーラの前に現れるマルタ人のミキエル・ミツィですよ。

マルタでは知らない人はいない伝説の人物なのかと思って調べてみたら、単なるオリジナルキャラクターではありませんか。

前作ではサラ・チャップマンという実在の人物がモデルになっていただけに、これにはがっかりしました。

しかも、ミキエルは目立った活躍もなし。

1、2作目に比べると評価がそれほど高くなかったのは、テーマの弱さにあったのでは?

エノーラが結婚?!

あのエノーラが結婚!

まさかエノーラがこんなに早く結婚するなんて思ってもみませんでした。

やはりハンサムなテュークスベリーが相手だと、断る理由なんてありゃしない。

しかし、結婚式を目前に控えたエノーラは、マリッジ・ブルーに陥ってしまいます。

テュークスベリーのことは愛している。

けれど、彼と結婚するということは「侯爵夫人」になるということ。

侯爵夫人になることで自分らしさを失ってしまうのではないかと思い悩むんですよね。

それに、ホームズの名前を捨てることにも抵抗がある。(当時は夫婦別姓なんてありませんから)

しかし、ラストに都合の良い展開が!

テュークスベリーは爵位を捨てることを決意します。

エノーラにしてみれば、願ってもない展開ではありませんか。

笑ってしまったのが、テュークスベリーが「デビディ・ゴア」を名乗るとエノーラに告げたシーン。

カメラ目線で微妙な表情のエノーラ。

ダサい名前・・・。

口には出さなかったものの、ダサいと思っていたに違いない。

さて、2人はめでたく結婚。

エンドロールでは世界中を旅する2人の様子が描かれます。

ハンサムな夫と自由!

やれやれ、末永くお幸せに。

事件の真相

エノーラの結婚式の直前に、兄シャーロック・ホームズが何者かに誘拐されます。

シャーロックだけはなく、テュークスベリーの母親まで!

これ、黒幕は誰なのかすぐに見当がついてしまうんですよね。

冒頭で釈放された謎の人物=モリアーティだってことがバレバレではありませんか。

一連の事件は、全部モリアーティが仕組んだことでした。

エノーラはモリアーティの思惑通りに操られていたのです。

モリアーティの目的は、ホームズ兄妹に復讐すること。

そして、テュークスベリーの父ピーターが、アフガニスタンで盗んだ金塊を手に入れることでした。

ピーターは金塊の隠し場所を誰にも明かさないまま亡くなります。

そこでモリアーティはエノーラを利用し、彼女に金塊のありかを突き止めさせようとしたのです。

父親が善人ではなかったことにショックを受けるテュークスベリー。

そういえば、第1作ではテュークスベリーの祖母が彼の命を狙っていましたっけ。

お母さんは良い人だったので、それだけが救い。

普通なら身分の高くないエノーラとの結婚を反対するでしょうから。

とにもかくにも、エノーラはシャーロックとテュークスベリーの母親を見つけ、モリアーティを逮捕。

しかし、あの名探偵シャーロック・ホームズがモリアーティに簡単につかまるなんて、面目丸つぶれではありませんか。

もう少しシャーロックを立ててもよかったのでは?

エノーラの引き立て役にされてかわいそう。

さて、ここで気になるのが、第4弾があるのか?ということ。

本作の評価が低かったことを考えると難しいかも。

母親になったエノーラの姿を見てみたい気もするけれど・・・。