ドラマ「特別捜査部Q」シーズン1 感想 ネタバレなし&あり

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Qチームが未解決事件の真相に迫るサスペンスミステリー。
あれ?マシュー・グードが珍しく美しくないっ!

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原題名Dept.Q
制作国イギリス
製作年度2025年
エピソード数9エピソード

カール・マーク主任警部は任務中に被弾し、トラウマを抱える。

現場復帰したカールは、未解決事件だけを扱う「特別捜査部Q」に着任。

最初の事件として、4年前に姿を消した検事メリット・リンガードの失踪事件に挑むことになる。

カール・マーク [主任警部]

演:マシュー・グード
生年月日 1978年4月3日
メリット・リンガード [検察官]

演:クロエ・ピリー
生年月日 1987年8月25日
ジェームズ・ハーディ [カールの相棒]

演:ジェイミー・シーヴェス
生年月日 1973年8月14日
アクラム・サリム [カールの部下]

演:アレクセイ・メンヴェロフ
生年月日 1982年3月30日
ローズ・ディクソン [カールの部下]

演:リア・バーン
生年月日 非公表
レイチェル・アーヴィング [セラピスト]

演:ケリー・マクドナルド
生年月日 1976年2月23日

デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの同名小説を原作としたドラマです。

クリエイターはNETFLIXドラマ「ゴッドレス 神の消えた町」「クイーンズギャンビット」を手掛けたスコット・フランクなので、面白くないわけがない。

スコットランドのエディンバラを舞台に、主人公カール・マーク主任警部率いる特別捜査部Qチームが、過去の未解決事件の真相に迫っていきます。

4年前に検察官メリット・リンガードが失踪。

彼女を拉致したのは誰なのか?

真犯人は予想外の人物で、あっと驚くこと間違いなしのサスペンスミステリードラマです。

美しくないマシュー・グード

カール・マーク主任警部を演じるマシュー・グードは、クラシカルな役が似合う美貌の持ち主です。

大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」では、メアリーの夫ヘンリー。

NETFLIXドラマ「ザ・クラウン」では、マーガレット王女の夫アンソニー。

映画では「シングルマン」(2009年)「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(2014年)「マリアンヌ」(2016年)「ガーンジー島の読書会の秘密」(2018年)と、どれもクラシカルな役ばかり。

しかし、このドラマのマシューは、ボサボサの髪で服もダサい、冴えない中年男です。

本当にあの美しいマシュー・グードですか?

キャスティングをチェックしていなかったら、気づかなかった可能性も。

けれど、元がいい人は、小汚くしてもそうは見えないので得です。

優秀な警部だけれど、皮肉屋で、気難しくて、不愛想で、協調性に乏しい。

けれど、根は優しい。(そうじゃなければ、元妻の連れ子と一緒に暮らしたりしませんから)

新境地を開いたマシュー・グードの代表作の一つになることは間違いないでしょう。

カールと仲間たち

カールはもちろん、彼を取り巻く仲間たちが個性的で面白いです。

● ジェームズ・ハーディ(カールの相棒)

リース・パーク事件で撃たれ半身不随に。

カールに自殺ほう助を頼むくらいボロボロの精神状態だったのに、足が動くかもしれないと分かった途端元気に。

減らず口をたたく愉快なおじさんで、カールとは正反対の性格。

けれど、何だかんだ言って気が合っている2人です。

● アクラム・サリム(カールの部下)

シリア人。

見た目とは違いメッチャ強い。

大男を簡単にひねりつぶしてしまう。

シリアでは一体何を?

強くて、正義感があり、真面目で、上司(カールのこと)に忠実だなんて最高。

娘がインフルエンサーだなんて笑える。

● ローズ・ディクソン(カールの部下)

ぽっちゃり赤毛がかわいい。

こういうキャラ、好きです。

意外と勘がするどくて、仕事ができる。

癒し系キャラなのかと思いきや、老夫婦を車でひいてしまった罪悪感から自殺未遂を図ったという壮絶な過去あり。

人は見た目では分からないものだ。

ジェームズとの掛け合いが面白い。

ローズ「パパ~」

ジェームズ「やめろ~」

● レイチェル・アーヴィング(セラピスト)

最初は反発していたカールも、いつしかストーカー!をするまでに。(携帯の位置情報を調べるって・・・怖い・・・)

魅惑の熟女を前にしたら仕方がない。

● ジャスパー(元義理の息子)

別れた妻の息子だけれど、一緒に住んでいる。

反抗期真っただ中。

けれど、実はカールを慕っているツンデレキャラ。

顔がかわいい。

● マーティン(カールの同居人)

いい年をしてカールと同居する男。

ルームシェアって留学生や若者だけがするものだと思っていたけれど、おじさんでもするんだ・・・。

カールとジャスパーの問題に首を突っ込んでくる面白おじさん。

何かもう家族みたい。

メリットの精神力がすごい

4年間も高気圧酸素治療室(減圧症のダイバーが入る場所)に監禁されていたメリット。

密閉された狭い空間で、4年間も耐えているメリットってすごくないですか?

気力だけでどうにかなる環境ではないです。

普通は3日で死にたくなる。

メリットの精神力がすごすぎます。

4年間の間にメリットの容姿が段々と汚ならしくなっていくのも、リアリティがあってよかった!

これがニ〇ール・キッ〇マンなら、美しいまんまで違うだろ!と突っ込んでいたと思う。

無事救出されて、3ヵ月後にはピンピンしていたメリット。

回復が早いぞ!

アンタ、すごいよ。

メリット誘拐事件の真相

4年前、検察官のメリット・リンガードは、何者かに誘拐されます。

犯人は老婆と男であることが、中盤で判明します。

男の顔が映らないので、今までに登場した人物が犯人だということは明白なのですが、まさかの正体にびっくり。

記者のサム・ヘイグだったとは!

あれ?サム・ヘイグって、ロッククライミング中に転落死しませんでしたっけ?

だから、彼が犯人だとは思いませんでした。

実はライル・ジェニングスがサム・ヘイグに成り済ましてメリットに近づいていたのです。

(サム・ヘイグを転落死に見せかけて殺したのはライル!)

ライルはメリットが10代だった頃に付き合っていたボーイフレンドのハリーの弟でした。

ハリーはメリットの自宅に押し入り、宝石を盗もうとします。(メリットも了承)

しかし、メリットの弟ウィリアムに見つかってしまいます。

そこに弟のライルが現れ、ウィリアムを半殺しに。

ハリーは逃亡の末、フェリーから飛び込み命を落とします。

老婆の正体はハリーの母親アルサ。

2人共、メリットに復讐するため犯行に及んだというわけです。

メリットは全然悪くない。

完全に頭のいかれた2人による犯行だったのです。

犯人が2人だけだったというのが意外。

メリットが失踪前に担当していた富豪の男グレアム・フィンチも関わっているのではないかと思っていました。

全然関係ありませんでしたね・・・。

けれど、かなり匂わせていましたよ。

このフィンチって男、妻殺しの罪を免れて(多分殺したと思う)平然と暮らしているのが腹が立ちます。

それと、リース・パーク事件。

家に男の遺体があるとの通報を受け、カールとジェームズが現場に。

しかし、犯人がまだキッチンに隠れており、カールとジェームズは被弾。

一緒にいた新米刑事アンダーソンは死亡します。

死んだ男は警察の情報提供者で、犯人の本当の目的はアンダーソンをおびき寄せるためだったらしいことが分かりますが、詳しいことは謎のまま。

グレアム・フィンチといい、リース・パーク事件といい、モヤモヤが残ります。

今後、明かされることがあるのでしょうか?

原作はまだまだあるので、ロングシリーズ希望!

個性的なQメンバーの活躍をもっと見たいです。