ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 感想 ネタバレあり

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ついにロンドンに進出したピーキー・ブラインダーズ!
トミーVSキャンベルの戦いの行方は?

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原題名Peaky Blinders
制作国イギリス
製作年度2014年
エピソード数6エピソード

1921年、トミー・シェルビー率いるギャング団は、勢力を拡大するためロンドンへ向かい、裏社会を支配するアルフィー・ソロモンズと同盟を結ぶ。

一方、キャンベルはトミーを政治的な駆け引きに利用する。

シーズン2の登場人物

アルフィー・ソロモンズ [ユダヤ人ギャング]

演:トム・ハーディ(1979年9月15日生まれ)


トム・ハーディは、キリアン・マーフィと同じくクリストファー・ノーラン監督の常連。

ハリウッドで活躍する人気スターです。

メイ・カールトン役のシャーロット・ライリーと2014年に結婚しています。

マイケル・グレイ [ポリーの実の息子]

演:フィン・コール(1995年11月9日生まれ)


フィン・コールは、シェルビー家の三男ジョン役のジョー・コールのいとこ!

ドラマの中でもいとこ同士を演じるなんて珍しい。

メイ・カールトン [厩舎の経営者]

演:シャーロット・ライリー(1981年12月29日生まれ)

ダービー・サビーニ [イタリア系のギャング]

演:ノア・テイラー(1969年9月4日生まれ)

フィン・シェルビー [シェルビー家の四男]

演:ハリー・カートン(1998年7月17日生まれ)

またまたキャンベルの登場

シーズン1のラストで、グレースに撃たれたキャンベル。

あのキャンベルがそう簡単に死ぬわけがなく、足を撃たれただけでした。

杖の音がいちいちうっとおしい。

キャンベルはイギリス秘密諜報部の幹部という立場を利用して、トミーをコマとして使います。

あの賢いトミーがまんまとキャンベルのわなに引っかかって、要人を暗殺しなければならない状況に陥るんですよね。

ここぞとばかりにトミーをいびり倒すキャンベル。

イライラするっ!

さっさとこのおっさんに鉄ついを下してほしい。

最後にキャンベルにとどめを刺すのはトミーだと思っていました。

けれど、キャンベルを殺したのはポリー姐さん!

姐さんをなめたらいけません。

女の恨みは怖いですよ~。

逮捕された息子のマイケルを釈放させる代わりに、おぞましい取引をしたこと、お忘れじゃありませんよね?

視聴者もやっとキャンベルから解放されました。

ポリー姐さんに感謝です。

モテモテのトミー

シーズン1から2年後。

グレースはアメリカで、お金持ちの男性と結婚しましたが、不妊治療のためイギリスへ。

トミーと再会を果たします。

この時のトミーがもうね・・・ツンデレ。

上から目線でグレースにつっかかったかと思ったら、本物のチャップリンに会わせてくれたりなんかするのよ。

何?これ?

けれど、決して本心は見せないトミー。

ラストシーンで、死を覚悟したトミーは、初めてグレースを愛していると告白(告白と言っても独り言)します。

命拾いしたトミーは、グレースと結婚することを宣言・・・ん?

あのぅ・・・グレースは結婚しているんですけど。

まさかグレースの夫を脅したりしないですよね。

そしてもう1人、トミーの前に現れる女性。

馬主になったトミーは、厩舎の経営者メイ・カールトンと親密になります。

上流階級のメイも、フェロモンだだ漏れ男のトミーにあっさり陥落。

けれど、関係は長続きせず、トミーはグレースを選んでしまいます。

それから元娼婦のリジー・スターク。

リジーはトミーのことが好きなのに、全く相手にされず。

完全に都合のいい女扱いされてしまうんですよね。

トミーはどうやらお育ちの良い女性がタイプのようなので、リジーにチャンスはないかも。

モテモテすぎるトミー。

逆にトミーのことを好きにならない女性がこの世にいるのでしょうか?

トミーのピンチ

事の発端は、ガリソン・パブが爆破されたことから始まります。

トミーはアイルランド人の仕業だとにらんで、彼らのたまり場に。

しかし、秘密組織フィニアンに連行されます。

そこでトミーは男を殺さなければならない状況に。

けれど、男を殺したことをキャンベルに知られてしまいます。

キャンベルは男殺しを黙認する代わりに、要人殺しをトミーに命令するわけですよ。

実はフィニアンとキャンベルはグルで、トミーははめられたというわけです。

クズ男のキャンベルは、要人殺しを達成したトミーを殺そうと、アルスター義勇軍の男3人に抹殺命令を下します。

ラストシーンはハラハラしました。

アルスター義勇軍の男3人に連行され、銃を突きつけられるトミー。

死ぬ間際に「凍てつく真冬に・・・」なんてつぶやいている場合じゃありませんってば。

これはイギリスの女流詩人クリスティーナ・ロセッティ(1830~1894年)の「In the Bleak Midwinter」(1872年に発表)です。

この詩はクリスマスキャロルとして知られており、イエス・キリストの誕生を描写しています。

後に音楽家グスタフ・ホルスト(1874~1934年。組曲「惑星」が有名)によって曲が付けられました。

もちろんトミーは歌ってはいませんが、この詩を選ぶなんて素敵。

しかし、1人の男が残りの2人を殺してトミーを助けます。

どうやらチャーチルの命令で、トミーを生かす代わりに任務を与えるとのこと。

今後、トミーはチャーチルの操り人形になるってこと?

ポリーの息子

死んだと思っていたポリーの息子が生きていました。(娘は亡くなっていた)

このマイケルがね・・・17歳なのに面の皮が厚い。

さすがはポリーの息子。

あのトミーにもひるまないのだから度胸がある。

マイケルはピーキー・ブラインダーズの仕事を手伝いたいと言います。

もちろんポリーは大反対。

久しぶりに再会した息子のことが心配で心配でたまらないんですよね。

あのポリーがマイケルのためにサンドイッチを作るなんて!

けれど、マイケルの意志は固く、結局折れることに。

マイケルって、何となくトミーに似ている。

アーサーは頼りないし、フィンはまだ子供。

マイケルがピーキー・ブラインダーズの中でのし上がっていくような気がします。

アルフィー・ソロモンズ登場

ロンドンに進出したピーキー・ブラインダーズは、ユダヤ人ギャングのアルフィー・ソロモンズと手を組みます。

けれど、このアルフィーが食わせ者の男でした。

日和見主義で、トミーと手を組んだかと思ったら裏切ったり。

しかし、なぜか憎めない。

トミーもアルフィーに対しては甘いような気がする。

一度裏切ったので、また裏切る可能性はあり。

要注意人物です。

実は「ボケ」キャラだったサビーニ

ロンドンの競馬場を仕切っているダービー・サビーニは、犬猿の仲であるアルフィーと手を組みます。

2人の掛け合いがまるで夫婦漫才。

2人共、Wボケなのが面白いです。

トミーとアルフィーの場合は、トミーが「突っ込み」で、アルフィーが「ボケ」なので何とか成立するんですよね。

けれど、Wボケというのは難しい。

そのせいなのかどうかは分かりませんが(絶対に違うだろ)アルフィーは最後はトミーの側につきます。

ダービーの当日、ピーキー・ブラインダーズに売上金とライセンスを燃やされて、あっという間に敗北したサビーニ。

今シーズンもあれよ、あれよという間にピーキー・ブラインダーズが天下を取ってしまいました。

今シーズンもやはりというかまたピーキー・ブラインダーズの勝利で幕を閉じました。

ようやくキャンベルを葬ることができましたが、次シーズンから新たな敵が現れそうな予感。

ピーキー・ブラインダーズがどこまでのし上がっていくのか楽しみです。

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