
「ウォーキング・デッド」のスピンオフ作品。
リックとミショーンがようやく再会?
「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」はU-NEXTで視聴できます。
配信が終了する場合もございますので、最新の情報はU-NEXTにてご確認下さい。
基本情報
原題名 | The Walking Dead:The Ones Who Live |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 2024年 |
エピソード数 | 6エピソード |
あらすじ
橋の爆破事件から5年後。
リックは命を落としたと思われていたが、実際は市民共同体軍(CRM)に捕らわれていた。
リックは脱出を試みるが、様々な困難に直面する。
登場人物とキャスト
リック・クライムズ [元保安官]
演:アンドリュー・リンカーン(1973年9月14日生まれ)
本家「ウォーキング・デッド」でのリックの初登場は、もちろん主人公なのでシーズン1の1話から。
しかし、シーズン9の5話で降板。
主人公が降板するというまさかの展開に、ぼう然としたものです。
今作でようやく空白の5年間が明らかになります。
ミショーン [リックの妻]
演:ダナイ・グリラ(1978年2月14日生まれ)
本家「ウォーキング・デッド」でのミショーンの初登場は、シーズン3の1話から。
リックの妻になるという、ウォーカーもびっくりな展開に。
リックを捜しに行くために、シーズン10の13話で降板。
ジェイディス [「清掃人」の元リーダー]
演:ポリアンナ・マッキントッシュ(1979年3月15日生まれ)
本家「ウォーキング・デッド」でのジェイディスの初登場は、シーズン7の10話から。
負傷したリックを連れ去った張本人。
ビール少将 [CRMの少将]
演:テリー・オクィン(1952年7月15日生まれ)
新キャラクターのヴィラン。
感想(ネタバレなし)
本家「ウォーキング・デッド」は、2010年から2022年まで放送されました。(11シーズン、177エピソード)
ゾンビによる世界の終末を迎えた後の荒廃したアメリカを舞台に、生存者たちのサバイバルを描いて大ヒット。
今回の「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」は、そのスピンオフになります。
「ザ・ワンズ・フー・リブ」とは「生き年生ける者」「生存する者」という意味。
はっきり言ってこのタイトルは何とかしてほしかった。
ザ・ワンズ・フー・リブ?
ザ・ワンズ・・・何だったっけ?と思うことがしばしば。
覚えられない。
かっこいい邦題をつけてほしかったです。
じゃあ、アンタならどんな邦題をつけるのかと問われれば、ギャラをもらっていないので、考える筋合いはないです。
フフン。
というわけで今作の主人公は、本家にも登場した主人公のリックとミショーン。
離れ離れになった2人は再会できるのか?
(まぁ、再会するでしょうけど)
最後に愛は勝つ?
感想(ネタバレあり)
リックとミショーン
実は私、本家「ウォーキング・デッド」の登場人物の中では、リックが一番好きだったんです。
ほとんどの人がツンデレのダリルだと思うけれど、私は正義感の強い堅物男のリックでした。
もし私が「ウォーキング・デッド」の世界にいたら、絶対にリックを頼ります。
ダリルは打ち解けるまでに時間がかかりそうなので。
リックだったらすぐに守ってくれるに違いない。
だからシーズン9でリックが降板した時はショックでしたよ。
けれど、死んだわけではなく、謎のヘリコプターに連れ去られただけなので、また登場してくれるのを待っていました。
しかし、最終シーズンになっても登場せず。
今作でようやくリックに再会することができてうれしかった!
リックは5年間、市民共同体軍に捕まっていました。
ミショーンとは第1話のラストで再会を果たします。
(展開が早い。6話しかないから?)
けれど、リックとミショーンの再会のシーンがね・・・。
普通なら泣けるんでしょうけれど泣けないっ!
本家「ウォーキング・デッド」で2人がカップルになった時はずっこけましたよ。
違う、違う、違う。
2人がカップルというのは違う。
何が違うのかって?
はっきりとは書けませんが・・・私の気持ち、分かりますよね?
ほとんどの視聴者が私と同じ思いだったはず。
今作では2人のいちゃつくシーンが多くて・・・。
どっと疲れが・・・。
アンとガブリエル
フラッシュバックにガブリエルが登場してびっくり。
アン(ジェイディスの本名)とガブリエルは、本家「ウォーキング・デッド」のシーズン9で、一時恋人関係でした。
アンはアレクサンドリアを出ようとガブリエルに提案しますが、断られます。
その後、アンは1人で立ち去るのですが、まさか1年に1度、ガブリエルと会っていたとは!
アンはCRMでジェイディス・ストークスと名乗ります。
ストークスとはガブリエルの名字。
ガブリエルのことを愛していたんですね。
(ガブリエルはその後、ロジータと恋仲になったので、アンほど引きずっていなかった模様)
アンは好きになれないキャラクターでした。
彼女が死んでウォーカーになった時も、何の同情心も感じませんでした。
けれど、ガブリエルがアンを待っても現れないシーンは(彼女が死んでしまったため)切なかったです。
極秘プロジェクト「エシュロン」とは?
ビール少将率いるCRMの目的「エシュロン」とは、他の共同体を壊滅させて自分たちのみが生き残る計画でした。
リックVSビール少将の対決がね・・・どう見てもリックが勝つでしょうよ。
中年の星のリックと、おじいさんのビール少将では勝負が目に見えています。
CRMの上層部が集結する会場を爆破して阻止するというバタバタの展開が繰り広げられました。
リックとミショーンのイチャイチャシーンが長かったせいで、ラストはあっけなかったです。
ビール少将がウォーカーになってしまったのが、なんだかシュールでちょっと笑ってしまいました。
(大人気ドラマ「LOST」でもおなじみの有名なベテラン俳優をウォーカーにするなんて、いやはや、攻めています)
それにしてもリックとミショーン以外は皆、死んでしまいました。
物語は完結したので、他の人は用済みってわけね。
いや、まぁ、終わり良ければ全て良しということにしておきましょう。
総評
ラストでリックはジュディスとRJに再会します。
(しばらく見ないうちにジュディスが大きくなっていた!)
子供たちに会うシーンは感動的でした。
さて、ここで気になるのはシーズン2があるのかどうかということ。
リックとミショーンの物語は完結したので、続編が作られる可能性は低いです。
けれど、他のシリーズ(「デッド・シティ」や「ダリル・ディクソン」)で2人が出演する可能性はあります。
ウォーカーを撲滅するまで「ウォーキング・デッド」は終わりません。
リックとミショーンは、それを見届ける義務がありますから。
もうドラマには出演したくないなんてわがままは許しませんよ。