夫が殺人事件の容疑者に!
ラストシーンにあ然となる2大スター共演のドラマが面白い。
「フレイザー家の秘密」はU-NEXTで視聴できます。
● U-NEXTに登録する※本ページの情報は2024年11月時点のものです。
最新の情報はU-NEXTにてご確認下さい。
基本情報
原題名 | The Undoing |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 2020年 |
エピソード数 | 6エピソード |
あらすじ
臨床心理士のグレイスは、医師の夫ジョナサンと名門私立校に通う息子ヘンリーと共に暮らしていた。
しかし、息子の学校の生徒の母親が殺害される事件が発生し、同時に夫が失踪。
これを機に、グレイスが知らなかった夫の秘密が次々と明らかになり、事件はニューヨーク中が注目する裁判へと発展する。
登場人物とキャスト
グレイス・フレイザー
演:ニコール・キッドマン(1967年6月20日生まれ)
臨床心理士。
グレイスを演じるニコール・キッドマンなんですけど、ストーリーよりも顔が気になって集中できなかった・・・。
あの・・・撮影時は50代前半ですよね?
あまり大きな字では書けませんが、お直ししてますよね?
もう普通の田舎の主婦の役はできません。
ジョナサン・フレイザー
演:ヒュー・グラント(1960年9月9日生まれ)
小児がんの医師。
ジョナサンを演じるヒュー・グラントは、クズ男を演じさせたら右に出る者はいない俳優です。
若い頃は、英国美青年スターとして人気がありました。
しかし、1995年にあるスキャンダルを起こし人気が急落。(あまりにも下品なので、あえて書きません。興味のある人は勝手に調べてほしい)
けれど、開き直ったのか、お調子者の男や、クズ男を演じて再ブレイク。
人生何が起きるか分からないものです。
ヘンリー・フレイザー
演:ノア・ジュープ(2005年2月25日生まれ)
グレイスとジョナサンの息子。
ヘンリーを演じるノア・ジュープは、名子役として数々の映画、ドラマに出演。
一躍、彼を有名にしたのは、映画「クワイエット・プレイス」でしょう。
このまま真っすぐ育っていただきたい。
フランクリン・ラインハート
演:ドナルド・サザーランド(1935年7月17日生まれ)
グレイスの父親。
フランクリンを演じるドナルド・サザーランドは、その強烈な存在感で、見る者に何かあると思わせてくれる俳優です。
TVドラマ「24」でおなじみのキーファー・サザーランドのおやじさん。
親子そろって個性的です。
感想(ネタバレなし)
ストーリーはいたってシンプルです。
ジョナサンは、息子と同じ学校に通う生徒の母親エレナを殺したのか?
どう見ても怪しいジョナサンですが、別の容疑者が現れ、誰が犯人なのか分かりません。
ニコール・キッドマンとヒュー・グラントの2大スターの共演が楽しめます。
6エピソードと短いので、気軽に見ることのできるドラマです。
感想(ネタバレあり)
フランクリンにだまされた!
私は、フランクリンがエレナ殺しの真犯人じゃないのかと思っていました。
だってあのドナルド・サザーランドが、単なる脇役で終わるわけがないでしょう。
フランクは大富豪なので、自ら手を下さなくても、殺し屋を雇うことができます。
愛する娘と孫のために、ジョナサンと不倫をしていたエレナを消したかったのかなと。
けれど、私の推理は大ハズレでした。
こわもてのフランクリンにすっかりだまされてしまいましたよ。
単なる娘と孫を愛するおじいちゃんでした。
あんな怖い顔、絶対に犯人だと思うじゃないですか。
ヘンリーが通う学校の校長先生も、フランクリンの迫力にちびっていましたものね。
人を見た目で判断しちゃいけません。
トップ・オブ・クズのジョナサン
ヘンリーがバイオリンケースの中に、凶器のハンマーを隠していた時は、まさか・・・と思いましたよ。
子供が真犯人だなんて後味の悪い結末にだけはならないでほしい。
けれど、ハンマーを隠したのは父親が犯人だと思っていて、捕まってほしくなかったからという理由だったのでひと安心しました。
あんなひどい父親をかばうなんていい子だわ。
それなのによ。
ジョナサンは、ヘンリーがエレナを撲殺したんじゃないかと言いやがったんです。(汚い言葉ですみません。つい腹が立ってしまって)
息子が犯人だと言ったのよ。
何なのっ、このクズ男は!
親なら子供をかばうものでしょう。
もう、クズの中のクズ。
トップ・オブ・クズです。
そこからストーリーは急展開。
ジョナサンが自己愛性パーソナリティ障害であることが判明します。
ジョナサンが14歳の時、4歳の妹の子守りをしていましたが、目を離したすきに妹が交通事故死。
それなのに罪悪感を全く感じず。
こんな男がよりにもよって小児がんの医師だったなんてあ然。
臨床心理士なのに、夫の本性に気づかなかったグレイスにもあ然。
これでジョナサンの有罪は確定に。
すると、ジョナサンはヘンリーを人質にして逃亡するという前代未聞の事件を起こします。
警官に囲まれ、橋から飛び降りようとするジョナサン。
どうせ、飛び降りるつもりなんかこれっぽっちもないくせに。
とにもかくにも逮捕されてよかったです。
この男、自分が犯人だと知っていて、息子に罪をなすりつけようとしていたわけですよね。
さっさと死刑にして下さい!!
総評
結局ジョナサンが真犯人で、少々肩すかしでした。
そのままじゃないの・・・。
けれど、ヒュー・グラントのあまりにもはまりすぎているクズっぷり。
そして、ニコール・キッドマンの「全くシワがないお顔」など、色々と楽しめました。
こちらの記事もチェック→手書きで残そう!映画・ドラマの記録におすすめのノートを紹介