
現代社会の深刻な問題を垣間見ることができる力作。
ジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーンの共演も楽しめます。
「ザ・モーニングショー」はApple TVで視聴できます。
配信が終了する場合もございますので、最新の情報はApple TVにてご確認下さい。
基本情報
| 原題名 | The Morning Show |
| 制作国 | アメリカ |
| 製作年度 | 2019年 |
| エピソード数 | 10エピソード |
あらすじ
朝の情報番組「ザ・モーニングショー」のメインキャスター、ミッチがセクハラスキャンダルで解雇される。
パートナーだったアレックスは、自らのキャリアを守るため、新たなパートナーとして地方のレポーター、ブラッドリーを指名する。
登場人物のキャスト
| アレックス・レヴィ [キャスター] 演:ジェニファー・アニストン 生年月日 1969年2月11日 |
| ブラッドリー・ジャクソン [新キャスター] 演:リース・ウィザースプーン 生年月日 1976年3月22日 |
| ミッチ・ケスラー [元キャスター] 演:スティーヴ・カレル 生年月日 1962年8月16日 |
| コリー・エリソン [報道局長] 演:ビリー・クラダップ 生年月日 1968年7月8日 |
| チップ・ブラック [番組プロデューサー] 演:マーク・デュプラス 生年月日 1976年12月7日 |
| ミア・ジョーダン [ブラッドリー担当のプロデューサー] 演:カレン・ピットマン 生年月日 1986年5月12日 |
| ヤンコ・フローレンス [気象予報士] 演:ネスタ・カーボネル 生年月日 1967年12月1日 |
| ハンナ・ショーンフェルド [交渉担当] 演:クグ・バサ=ロー 生年月日 1983年4月21日 |
| クレア・コンウェイ [ブラッドリーの助手] 演:ベル・パウリー 生年月日 1992年3月7日 |
| フレッド・ミックレン [UBAのCEO] 演:トム・アーウィン 生年月日 1956年6月1日 |
| マギー・ブレナー [ニューヨーク・マガジン誌の記者] 演:マーシャ・ゲイ・ハーデン 生年月日 1959年8月14日 |
感想(ネタバレなし)
朝のニュース番組「ザ・モーニングショー」を舞台に、キャスターと番組に関わるスタッフたちの人間模様を描いた作品です。
看板キャスターがセクハラスキャンダルで降板。
テレビ局は対応に追われることになります。
職場でのセクハラ問題を赤裸々に描くという、現在の社会問題を反映した内容になっています。
作中では現実のニュースが反映された演出もあり、インパクトは大。
エンターテインメント性と社会的メッセージを兼ね備えた見ごたえのある作品です。
ジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーンの2大スターの共演も楽しめます。
ジェニファー・アニストンは大人気シットコムドラマ「フレンズ」(1994~2004年)のレイチェル役で人気を博しました。
アメリカでは人気があるらしいのですが、日本での知名度はイマイチ。
いつも同じ髪型、同じファッション、同じ演技のJ・アニストン。
金太郎あめアニストンなので、なぜ売れっ子なのか理解できない俳優の1人です。(ちなみにグウィネス・パルトローも理解できない。そういえば2人共、ブラッド・ピットの元妻&元恋人だった!)
一方、リース・ウィザースプーンは美人というわけではないけれど、親しみやすく、バイタリティにあふれていていいじゃありませんか。(こう見えてオスカー俳優です)
あごが尖っているとか、小生意気そうだとか言っちゃいけません。(誰も言っていない)
金太郎あめアニストンVS小生意気ウィザースプーンを堪能しようではありませんか。
感想(ネタバレあり)
アレックスVSブラッドリー
「ザ・モーニングショー」のキャスター、アレックスってかなり高慢ちきな女ですよね。
まるでハリウッドスターかのような振る舞いじゃありませんか。
アメリカのキャスターってそんなにお偉いの?
アレックスのギャラがいくらなのかは分かりませんが、ミッチの年収は2000万ドル!
1ドル約150円だとすると30億円!!
え!!!
3…30億円!!!
ということは、アレックスもそれに近い金額をもらっていますよね?
そりゃ、あんな豪邸に住めるわけだ。
アメリカってすごいね。
女王様気取りになるのも仕方がない。
最初にブラッドリーを番組のゲストとして招いた時、カメラが回っていないと知らん顔をするという実に腹立たしい態度を見せたアレックス。
もう少し愛想よくしろよと言いたくなりました。
ブラッドリーを新パートナーに指名したのも全部自分のため。
最終話でブラッドリーと共にCEOのフレッドを糾弾した時はほんの少しだけ見直しましたが、あのアレックスなのであまり信用しない方がいいかも。
一方のブラッドリーは、権力に対して立ち向かう強さを持った実に魅力的な女性です。
けれど、攻撃的な性格ゆえにローカル局を渡り歩くことに。
曲がったことが大嫌い。
長い物には決して巻かれない。
組織で働くには損な性格ですが、だからこそ応援したい!
名声とお金を手に入れた途端、変わる人って多いですものね。
ミッチってどうよ
「ザ・モーニングショー」のメインキャスター、ミッチがセクハラスキャンダルで解雇されるところからストーリーは始まります。
ただこのミッチがね・・・スティーヴ・カレルが演じていることもあって悪党に見えない。
人当たりが良くて、面白くて、そこそこ見栄えが良くて、仕事ができるおじさん。
油ギットギトの「エロオヤジ」だったら、気色悪くて視聴するのを途中でやめていたかもしれません。
これは制作陣が途中脱落する視聴者を食い止めるために、あえて不快感を与えないキャラクターにしたのかもしれません。
しかし、そのせいで「ミッチが100%悪いというわけじゃないんじゃないの?」と思ってしまったのも事実です。
それにしても、ベテラン気象予報士のヤンコと、新人のクレアがコソコソ付き合わないといけないというのが気の毒。
どう見ても大丈夫なのに「僕たちは大丈夫だよね?」と確認しないといけないなんてね。
ハンナってどうよ
なぜハンナは「出世」を選んだのでしょうか?
泣き寝入りするわけでもなく、立ち上がるわけでもない。
CEOのフレッドに直談判しに行った時に、チャンスはありました。
それなのに「出世」の道を選びました。
「出世」ってそんなに大事ですか?
アレックスも、ミッチと不倫をしていたミアも、男社会の中で生き残っていきました。
ハンナの場合は、そこまでの強さはなかった。
けれど「出世」を選ぶという矛盾。
ラストで突然ハンナが死んだのは唐突でした。
死に至るまでの過程をきちんと描いてもよかったんじゃないですか?
コリーとチップ
報道局長のコリーがね・・・惜しい。
実に惜しい。
強いリーダーシップと大胆さ。
野心家だけれど、時折見せる優しさ。
ほれる要素しかないじゃないですか。
けれど、私の中ではピンと来ず。
私の好みに合わないだけなのか、演じるビリー・クラダップに色気がないだけなのか分かりませんが、ときめかないんですよね。
一方、番組プロデューサーのチップは、完全に女王アレックスの下僕状態。
ちなみに、ミッチのセクハラを世間にバラしたのはチップ。
何もかも女王様のため。
番組プロデューサーなのに偉そぶったところは一切なく、野暮ったい地味なおじさん。
こういうキャラ、結構好きです。
総評
これでジェニファー・アニストンの魅力が分かるだろう・・・と思っていましたが、そうでもなかった!
やはりなぜ人気なのかいまいち分からず。
日本人とアメリカ人では好みが違うということにしておきましょう。
セクハラ問題は決着したので、次シーズンは何が待ち受けているのか楽しみです。


