映画「THE GUILTY/ギルティ」感想 ネタバレなし&あり

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ジェイク・ギレンホールの一人芝居が圧巻!
ラストで明かされる真実にあっと驚くこと間違いなしの作品です。

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原題名The Guilty
制作国アメリカ
製作年度2021年
上映時間1時間30分
監督アントワーン・フークア

ロサンゼルス市警の警官ジョー・ベイラーは、ある事件が原因で、緊急通報指令室(911)のオペレーターとして一時的に働いていた。

ある日、誘拐されたという女性からの通報を受ける。

ジョーは声と音だけを手掛かりに、女性を助けようと奮闘するのだった。

ジョー・ベイラー [ロサンゼルス市警の警察官]

演:ジェイク・ギレンホール
生年月日 1980年12月19日
ビル・ミラー [ロサンゼルス市警の巡査部長]

声:イーサン・ホーク
生年月日 1970年11月6日
エミリー・ライトン [誘拐された女性]

声:ライリー・キーオ
生年月日 1989年5月29日
ヘンリー・フィッシャー [エミリーの夫]

声:ピーター・サースガード
生年月日 1971年3月7日

緊急通報指令室(911)で働くジョーは、誘拐されたという女性からの通報を受けます。

視覚情報は一切ないので、電話の声と音だけで女性を救わなければなりません。

ジョーは無事、女性を助け出すことができるのか?

ラストは意外な展開が待ち受けています。

映画内の事件と上映時間がほぼリアルタイムなので、観客も臨場感を味わうことができるおすすめの作品です。

ジェイク・ギレンホールの一人芝居

全編緊急通報指令室(911)の中のみ。

上映時間のほとんどがジョーの顔のアップで占められ、その他は電話の相手と911のオペレーター数人だけ。

ジョー役を演じるジェイク・ギレンホールのほぼ一人芝居になっています。

そこで求められるのが「高い演技力」「スター性」「顔のアップに耐えられる容姿」なのではないでしょうか。

J・ギレンホールは演技派で、スター性もある。

困り眉毛顔なので、顔のアップにも耐えられる。

(J・ギレンホールが整形していなくてよかった。もし整形していたら、ストーリーに集中できないところでした)

作中では常にイライラしているキャラクターですが、困り眉毛の顔のおかげで観客にストレスを与えません。

それに、J・ギレンホールの一喜一憂で、電話の向こうで何が起きているのか手に取るように分かるのが素晴らしい。

ちなみに電話相手の1人を演じるのが、J・ギレンホールの義兄であるピーター・サースガード!(2009年に姉のマギー・ギレンホールと結婚)

エミリーの夫、ヘンリーの声を担当しています。

義理の兄弟が電話越しで共演だなんて面白いではありませんか。

真の加害者は?

元重罪犯であるヘンリーが、妻のエミリーを誘拐。

エミリーは車の中から911に電話をし、ジョーに助けを求めます。

自宅には幼い子供2人が置き去りに。

ジョーはエミリーを励まし、ヘンリーを攻撃するよう指示します。

エミリーはヘンリーを殴り、何とか逃げ出しますが・・・ん?・・・ん?

エミリーは被害者じゃない!?

ヘンリーはエミリーを精神科病院に連れて行こうとしただけでした。

それならそうと早く言ってよ。

なぜ言わなかった?

これはジョーじゃなくても誤解してしまいます。

よくよく考えてみると、誘拐された人が電話なんてできるわけがない。

ジョーも頭に血が上って、冷静な判断ができていなかったようです。

これって1人で解決しようとしたのがいけなかったのでは?

上司や同僚に相談しようとは思わなかったわけ?(ジョーの性格を考えると難しいかも)

ヘンリーが殴られて死ぬなんていう展開になったら、取り返しのつかないことになるところでした。

「guilty」とは?

タイトルの「guilty」とは「罪の意識がある」「有罪の」「罪を犯した」という意味です。

さて、この「guilty」とは一体誰のことを指しているのか?

もちろんジョーとエミリーのことに他なりません。

ジョーは職務中に19歳の青年を射殺し、裁判を控える身でした。

一方、エミリーは精神的な病気により、幼い我が子に危害を加えてしまいます。

2人共、自身の罪から逃れようと、もがき苦しんでいました。

しかし、エミリーが自分の罪に恐れおののき自殺を図ろうとした時、ジョーは「人を殺した」と告白します。

エミリーに自分の罪を告白したことで、初めて自分自身と向き合うことになったのです。

そして、ジョーは自分の罪を認める覚悟を決めます。

タイトルの「guilty」の意味が、終盤になって明かされていくさまが実に秀逸でした。

昨今、派手で目まぐるしい展開の作品が多い中、観客の想像力に訴えるというシンプルなストーリーは新鮮でした。

こういう映画を見るのもたまにはいい。

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