
ついに最終シーズン!
女王シベスとの戦いの行方は?
「See~暗闇の世界~」はApple TV+で視聴できます。
基本情報
原題名 | See |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 2022年 |
エピソード数 | 8エピソード |
あらすじ
トリバンテの科学者トルマーダが新たな兵器「爆弾」を開発。
山で生活していたババ・ヴォスは、家族に警告するためにペンサに向かう。
登場人物とキャスト
シーズン3の登場人物
トルマーダ少佐 [科学者]
演:デヴィッド・ヒューレット(1968年4月18日生まれ)
レンジャー [ババの幼なじみ]
演:マイケル・レイモンド=ジェームス(1977年12月24日生まれ)
感想(ネタバレあり)
登場人物がやはり次々と死ぬ
シーズン2では主要キャラクターが次々と命を落としたので、今シーズンも覚悟していたんですよ。
まず、抜き足差し足少女のボウ・ライオン。
主要キャラクターではないけれど、彼女に対する雑な扱いには文句を言いたくなりました。
そもそも、シーズン1で降板だと思っていたんですよ。
それがシーズン2でトリバンテとの戦いに参戦しておや?と。
シーズンでは山で暮らすババの元を訪れます。
それなのに爆弾でこっぱみじん。
あっけなく死んでしまいます。
何なんだよっ!
もしかしたらコフンとカップルになるのかもしれない・・・と勝手に思っていたのでがっかりしました。
次にペンサの領主ハーラン卿。
マグラの形だけの夫で、最初は嫌な男だと思っていたけれど、実はロマンチストだったことが判明。
実はマグラのことを心から愛していたんですよね。
一気に好きなキャラクターになったのに、ハニワを助けて死んでしまいます。
さすがは色男。
散り方もかっこよかった!
シベスにとどめを刺すのは誰?
シベスは男の子を出産。
ウルフと名付けました。
あれだけ殺すと息巻いていたのに、溺愛しているじゃありませんか。
それにしても、マグラはシベスに甘い。
実の姉を処刑するのがつらいのは分かります。
けれど、パリスを殺したのよ。
マグラがうじうじと悩んだせいで、案の定シベスは逃亡。
何とあのトルマーダと手を組み、爆弾を落としてペンサを滅ぼそうとします。
ちょ・・・ちょっと待ってくれよ。
ペンサにはアンタの息子のウルフがいるのよっ!
ウルフが死んでも構わないわけ?
ウルフが盲目だと知ったとたん、我が子を見捨てるという鬼畜っぷりを発揮。
最後まで嫌な女でした。
さて、誰がシベスにとどめを刺したのか?
ババだと予想しましたが大ハズレ。
マグラでした。
シベスの最期に、お互い涙を流して抱き合う・・・。
今までのシベスの悪行の数々を思うと、特に感動的なシーンでもなく、やれ、やれ、やっと終わったか・・・というのが正直な感想でした。
われこそはババ・ヴォス!
シベスにとどめを刺したのはマグラ。
トルマーダを仕留めたのは、ババの幼なじみのレンジャーでした。
あれ?ババは?と思っていたら、最後に見せ場がありましたよ。
爆弾をハンマーでたたき割って自爆するという最高にかっこいい死にざまでした。
ババ・ヴォス~!!
(近所迷惑になるので心の中で絶叫)
ペンサを守るため、家族を守るため散っていったババ。
本当は生きていてほしかった・・・。
家族でまた仲良く暮らしてほしかった・・・。
もう放心状態です。
戦いの後
戦いの後、マグラは女王として国を統治。
タクマティ・ジュンは、側近として引き続き仕えることに。
(ジュンちゃんは戦って死ぬと思っていたので意外だった)
レンジャーは山に帰ることになりました。
コフンは息子のために視覚を失うことを決意。
これはすごい決断です。
なかなかできることではありません。
最後に雄大な景色を目に焼き付けようとするコフンの姿に涙です。
一方ハニワとレンは、旅の最終目的地で、視覚を持つ者たちと出会います。
こんなにいたんだ・・・。
また争いが起こりそうな予感を残して物語は完結しました。
本を読み知識を得ることは素晴らしいことです。
けれど、人類を破滅できる力を持っていることも確かです。
人類はまた同じ過ちを繰り返すかもしれない・・・。
総評
人類のほとんどが盲目という奇抜なアイデア。
ジェイソン・モモアのかっこよさ。
荒けずりなところもありましたが、十分に楽しめる作品でした。
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