
またまた筋肉ゴリラが大暴れ。
今シーズンも期待を裏切りません!
「ジャック・リーチャー」はPrime Videoで視聴できます。
配信が終了する場合もございますので、最新の情報はPrime Videoにてご確認下さい。
基本情報
原題名 | Reacher |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 2023~2024年 |
エピソード数 | 8エピソード |
あらすじ
ジャック・リーチャーの元軍警察時代の仲間が謎の死を遂げる。
リーチャーは生き残った仲間たちと共に、その死の真相を追って捜査を開始する。
登場人物とキャスト
シーズン2の登場人物
フランセス・ニーグリー [私立探偵]
演:マリア・ステン(1989年10月29日生まれ)
シーズン1から引き続き出演。
リーチャーの元軍警察時代の仲間。
ドレス姿をほめられてキレる姿がかわいい。
カーラ・ディクソン [法廷会計士]
演:セリンダ・スワン(1984年7月11日生まれ)
リーチャーの元軍警察時代の仲間。
当時はお互いに気になる存在だったけれど、上司と部下という関係ゆえに進展せず。
今シーズンではヒロインとして登場。
シーズン1のロスコーとはまるで違う色気ムンムンの大人の女。
リーチャーのタイプがよく分からない・・・。
デイヴィッド・オドネル [弁護士]
演:ショーン・サイボス(1981年10月30日生まれ)
リーチャーの元軍警察時代の仲間。
軽口をたたいてばかりいるお調子者の男。
リーチャーとは水と油だけれど、うまくいっているのだから不思議。
シェーン・ラングストン [ニュー・エイジ・テクノロジーの警備部長]
演:ロバート・パトリック(1958年11月5日生まれ)
笑ってしまうくらい”ザ・悪党”。
もうロバート・パトリックは、悪役以外できないのかもしれないと思ってしまう。
感想(ネタバレあり)
事件の真相
元軍警察時代のメンバーが次々と殺害される事件が発生。
リーチャーは生き残った仲間ニーグリー、ディクソン、オドネルと合流し、真相究明に乗り出すことに。
リーチャーたちは、政府契約のミサイル「リトル・ウィング」を開発するニュー・エイジ・テクノロジー社が関与していることを突き止めます。
テロ組織に武器を売るブローカー「AM」と、ニュー・エイジ・テクノロジー社の警備部長ラングストンが結託。
2人は650発のミサイルをテロリストに横流ししようとしていました。
(リーチャーの元軍警察時代の仲間たちは、真相に近づいたため殺されたのでした)
陰謀を阻止しようとするリーチャーが、とにかくかっこいい!
ディクソンとオドネルがラングストンに捕まり、ヘリで連れ去られるシーン。
リーチャーは離陸したヘリの車輪にしがみつきます。
マジかよ。
もう一度書きます。
マジかよ。
(ニーグリーもマジかよとつぶやいていた)
ヘリの中での格闘シーンはもう・・・すんごかった!
ディクソンがストレッチャーごと落下しそうになるのを片手でつかむリーチャー。
どんな腕力なのよ。
最後はラングストンをヘリから突き落として一件落着。
何だか無茶苦茶すぎて逆に笑うしかない。
マジかよ連発のラストでした。
影が薄い2人
フランツ(リーチャーの元軍警察時代の仲間)殺害事件の捜査を担当していたニューヨーク市警のルッソ刑事。
当初はリーチャーに汚職警官だと疑われていましたが、実は正義感の強い刑事でした。
殉職するシーンは胸アツだったのですが、最終話のリーチャーの無茶ぶりで、すっかりルッソの影が薄くなる羽目に。
テロ組織に武器を売るブローカー「AM」もしかり。
彼の場合は、元々地味でパッとせず。
ラングストンの悪目立ちの陰に隠れてしまった形になりました。
ラストはリーチャーたちに撃たれてあっけなく死にますしね。
見終わって見ると、リーチャーのムッキムキのバッキバキの筋肉ゴリラっぷり(シーズン1同様、どうしても視聴者に裸を見せたいらしい)と、人間離れしたアクションに全部持っていかれた形に。
もう、この2つしか印象に残らないってどうよ?
お久しぶりです!
シーズン1で登場したフィンリーが、ほんの数シーンでしたが再登場。
あいかわらずツイードのスーツを着て、指輪をはめていました。
懐かしい旧友に会った気分で、リーチャー同様うれしかった!
ただ、ロスコー(シーズン1でリーチャーと親密になった警官)は再登場せず。
名前が出てきただけでした。
フィンリーに関しては今後もゲスト出演してほしい。
トリビア
ニーグリーが宿泊していた時に使っていた偽名は「サラ・コナー」
「サラ・コナー」は映画「ターミネーター」(1984年)のヒロイン名です。
偽名を聞いたラングストンは「サラ・コナー?そんなの知るか」と吐き捨てます。
これには大爆笑。
というのも、ラングストン役のロバート・パトリックは「ターミネーター2」(1991年)で、サラ・コナーと対立する新型ターミネーターを演じていました。
このいじりは面白すぎる。
ちなみにリーチャーの偽名は「スターリン・カストロ」
ヤンキースの二塁手です。
どうせならサラ・コナーつながりで「ジョン・コナー」や「カイル・リース」にすればよかったのに。
けれど、シーズン1でリーチャーは偽名に関して「俺なら副大統領か、ヤンキースの二塁手にする」と言っていました。
そういえばトム・クルーズがジャック・リーチャーを演じた「アウトロー」(2012年)では「ジミー・リース」という偽名を使っていました。
これもまたヤンキースの二塁手。
次は副大統領の偽名でお願いしたい。
総評
6500万ドル(100億円近い)のミサイルの代金を頂戴したリーチャーたち。
亡くなった元仲間の遺族、ニーグリー、ディクソン、オドネルが分け前をもらうことに。
動物保護センターにも寄付。
(ジャックの犬好きはシーズン2も健在だった)
ジャックはというと、1年間のバス代(1980ドル)だけ。
欲がなさすぎです。
というわけでリーチャーの放浪の旅は続くのでありました。