
やっぱりハトが飛んだ!
イーサン・ハントが殺人ウィルスを奪還すべく活躍する人気シリーズの第2弾。
基本情報
| 原題名 | Mission ImpossibleⅡ |
| 制作国 | アメリカ |
| 製作年度 | 2000年 |
| 上映時間 | 2時間3分 |
| 監督 | ジョン・ウー |
あらすじ
イーサン・ハントは、盗まれた殺人ウィルス「キメラ」を回収する任務に就く。
盗んだのは、元IMFエージェントで、今はテロリストとなったアンブローズだった。
イーサンはアンブローズの恋人で、女泥棒のナイアと共に、世界的な感染を防ぐため戦う。
登場人物とキャスト
| イーサン・ハント [IMFエージェント] 演:トム・クルーズ 生年月日 1962年7月3日 |
| ショーン・アンブローズ [元IMFエージェント] 演:ダグレイ・スコット 生年月日 1965年11月25日 |
| ナイア・ホール [泥棒/アンブローズの元恋人] 演:タンディ・ニュートン 生年月日 1972年11月6日 |
| ルーサー・スティッケル [ITスペシャリスト] 演:ヴィング・レイムス 生年月日 1959年5月12日 |
感想(ネタバレあり)
トム・クルーズとアクション
冒頭のフリークライミングのシーン。
映画では素手で登っていますが、実際は命綱を付けていて、デジタル修正で消しています。
反対するジョン・ウー監督(そりゃそうだろう)を説得して、危険なシーンを自分でしたがるトム。
しかも、このフリークライミングのシーンはストーリーに全く関係がなく、単に「僕ってすごいだろ」感を前面に出しています。
アクションに関しては、監督のトレードマークである「スローモーション」「ガンアクション」「ハトが飛ぶ!」が、これでもかと多用されていました。
特に「ハトとトム」の組み合わせが笑っちゃいましたね。
あんなところにハトが?!
ハトが多くない?
いちいち突っ込んではいけません。
スパイ映画と言うよりは、泥臭いアクション映画と言った感じでした。
ヒロイン
今回のヒロインは、美人で、スタイルが良くて、男を惑わす女泥棒のナイア・ホールです。
最初はあれ?ナイアって「ルパン三世」の峰不二子じゃないの?と思ってしまいました。(ナイアは映画「おしゃれ泥棒」のオードリー・ヘップバーンがモデルだそう。峰不二子って外国人は知らないし)
しかし、殺人ウィルスに感染することで、イーサンと世界を救おうとするその姿!
自己犠牲精神は、不二子とは全然違う。
最高にかっこいい女性ではありませんか。
しかし、その後のシリーズには一切登場しないので、イーサンとの関係は長続きしなかったようです。
悪役
今回の悪役のアンブローズがね・・・地味。
とてつもなく地味。
前作は名優ジョン・ヴォイトが悪役を演じていて、悪目立ちしまくっていました。
けれど、今回はね・・・配役ミスじゃないですか?
元IMFのエージェント、アンブローズが、殺人ウィルスを奪って金もうけを企みます。
そういえば、前作の悪役もIMFのエージェント。
IMF・・・大丈夫ですか?
元恋人のナイアに未練タラタラで、警察に捕まった(もちろんイーサンの作戦)彼女を釈放させるアンブローズ。
久しぶりにナイアに再会して、よだれを垂れ流すアンブローズ。
(ナイアの登場シーンが、スローモーションなのは笑った)
お気持ちは分かりますよ。
ナイアは魅力的なので。
けれど、見かけほどマヌケな男ではなかったらしく、ナイアを警戒します。
マヌケな男のままの方が面白かったのに。
キャラクターが中途半端でがっかり。
「ミッション:インポッシブル」シリーズの中で、一番評価が良くなかった作品。
やはり悪役が地味だったのが、致命的だったのではないでしょうか。
脇役
IMFの司令官スワンベック役に、名優アンソニー・ホプキンスがカメオ出演しています。
登場シーンはわずかながら、圧倒的な存在感!
イアン・マッケランがスワンベック役を断ったため、A・ホプキンスが演じることになったという経緯が。
そして、当時はまだ無名だった俳優が、端役で出演しているのも見どころの1つです。
生物化学会社のCEOマックロイ役のブレンダン・グリーソン。
後に名バイプレイヤーとして大活躍する俳優です。
それから、アンブローズの部下ウルリック役のドミニク・パーセル。
後に大ヒット海外ドラマ「プリズン・ブレイク」のリンカーン役でブレイクします。(映画ではトレードマークの坊主ではないため、気付かない人も多いかも)
当時、劇場で見た人は、脇役が地味だなと思ったでしょうよ。
今見ると、こんな端役にあの人が!と楽しむことができて面白いです。
評価
ストーリー ★★★☆☆
アクション ★★★☆☆
ヒロインの魅力 ★★★★★
悪役の魅力 ★☆☆☆☆
脇役の魅力 ★★★☆☆

