ドラマ「ダウントン・アビー」シーズン2 感想 ネタバレあり

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メアリーとマシューの関係はどうなる?
メロドラマ的展開に目が離せない

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原題名Downton Abbey
制作国イギリス
製作年度2011年
エピソード数9エピソード

1916年、第一次世界大戦勃発から2年後。

大邸宅「ダウントン・アビー」は、負傷兵のための病後療養施設として使用され、家族や使用人たちは、それぞれの役目を果たすため奮闘していた。

そんな時、戦地からマシューが休暇で戻って来る。

マシューのそばには新しい婚約者の姿があり、彼への思いが残るメアリーは動揺する。

階上の人編

ロバート・クローリー(グランサム伯爵)

戦争なのに自分が何の役にも立たず、家族にないがしろにされていると感じる伯爵。

だからって妙に色っぽいメイドのジェーンによろめくのは駄目でしょう。

ちょい、ちょい、アンタ、愛妻家じゃなかったのかよ。

聖人君子だと思っていたのでショック。

けれど、ジェーンがとてもいい人だった。

辞表を出し、伯爵の前から去ることに。

そうそう、伯爵がとうとう「パムーク事件」の事を知ってしまいました。

それなのに娘を責めるようなことは言わず。

浮気の件がなかったら、いいお父さんだったのにね。

コーラ・クローリー(グランサム伯爵夫人)

コーラは全く夫の浮気に気づかず。

そりゃそうでしょう。

あの伯爵が浮気をするなんて夢にも思わないはず。

今後、何かの拍子で真実を知る日が来るのかしら。

バイオレット・クローリー(先代グランサム伯爵未亡人)

シーズン2でも毒舌は健在。

ラビニアを見て「見た目が全てじゃない」と言い放った時は、ちょっと笑ってしまいました。

けれど、ウィリアムを屋敷で療養させたり、デイジーの相談に乗ったりと使用人に優しいのが素敵です。

孫に関しては、シビルの結婚に感情的になる伯爵とは反対に大人の対応をします。

マシューには「メアリーはまだあなたのことが好きなのよ」とナイスアシスト。

毒舌だけではないおばあ様の魅力に浸れたシーズンでした。

メアリー・クローリー(長女)

マシューの婚約に大ショック。

けれど、本心を隠してリチャード・カーライル卿と婚約します。

この男、貴族ではないけれど財産と権力があって、例の「パムーク事件」(この事件、まだ引きずるのね)をもみ消してくれます。

リチャードは妻が伯爵令嬢という肩書を手に入れられ、メアリーは大金持ちになれるってわけ。

ウィンウィンの関係で愛はないです。

しかし、自分の気持ちに嘘はつけず、リチャードと別れることに。

そして、マシューの婚約者ラビニアが病死してくれて(言い方!)マシューとメアリーは、元のさやに収まることに。

ちょっと展開が都合よすぎません?

イーディス・クローリー(次女)

シーズン1で死んだと思われていたメアリーの元婚約者のパトリックが、ダウントンに現れます。

けれど、顔に大やけどを負っており、もはや誰なのか分からない状態。

イーディスは本人だと信じるけれど、彼女以外は皆、懐疑的です。

結局パトリックは、ダウントンを去ることに。

本物だったの?偽物だったの?

作中では明言していなかったので、モヤモヤだけが残りました。

もし本物だとしたら、ひどい扱いじゃありませんか。

シビル・クローリー(三女)

戦争で負傷した兵士を助けたいと看護師になることを決意。

やりがいを感じて、貴族の生活には戻れないと感じてしまいます。

だからなのか、身分の違う運転手のブランソンと結婚したいと言い出して伯爵は大反対。

私も結婚には反対だけれど(伯爵の気持ちがよく分かってしまって)こればかりは仕方がありません。

最終的には伯爵が許したので、私も許します。

(なぜか上から目線)

父親の最後の意地なのか、結婚式には出席しなかったみたい。

そりゃそうだ。

マシュー・クローリー(クローリー家の遠い親戚)

マシューはラビニアと婚約!(メアリーとは正反対の女性だった!!)

ただ、心の底ではまだメアリーのことが好きみたい。

だからといって、ラビニアを捨てるなんてことはできませんよね。

けれど、ラビニアが病死して、結局収まるところに収まってしまった・・・。

そうそう、メアリーから例の「パムーク事件」のことを聞いてしまったマシュー。

さぞかしショックだろうと思ったら「パムークのことが好きだったのか?」ってそっち?!

イザベル・クローリー(マシューの母)

ダウントンの病後療養施設の件でコーラと激突!

ちょっとイザベルは出しゃばりすぎるんじゃないかしら。

ダウントンの女主人はコーラなのだから一歩引くべき。

結局、自分の思い通りにならないと分かって出て行ってしまいました。

仕切り屋のイザベルの悪い癖が出てしまった!

階下の人編

チャールズ・カーソン(執事)

トーマスがダウントンの病後療養施設の責任者になり、カーソンはあごで使われてしまいます。

気の毒なカーソン!

けれど、トーマスが一文無しになり、形勢逆転した時のカーソンの顔!

勝ち誇った顔が面白い。

エルシー・ヒューズ(家政婦長)

望まない妊娠をしたメイドのエセルをクビにするけれど、食料を届けたり、赤ん坊を祖父母に会わせたりと何かと世話を焼きます。

ヒューズさんっていい人だ。

ジョン・ベイツ(伯爵付従者)

ベイツの妻ヴェラが登場!

今までのキャラクターの中で一番むしずが走る女でした。

何とか離婚が成立して、晴れてアンナと結婚。

めでたし、めでたし・・・と思ったら、ヴェラが死亡してベイツが容疑者に!

どうなってしまうの?!

アンナ・スミス/アンナ・ベイツ(メイド長)

新婚早々、ベイツが逮捕されるという事態に。

アンナがかわいそう・・・。

アンナって幸薄そうな顔をしているわよね。

だからなのか?

トーマス・バロー(伍曹)

衛生兵として戦地へ。

わざとケガをして、戦線離脱するのがトーマスらしい。

退職したのでダウントンでは働けず、闇市の仕事に手を出しますが失敗。

そこでトーマスが取った行動に笑ってしまった!

伯爵の愛犬を小屋に閉じ込めて一生懸命探すふりを。

これがお人好しの伯爵の心をつかんで、無事ダウントンでの復職を果たします。

トーマスのしたたかさは今シーズンも健在でした。

そうそう、ダンスパーティーで、バイオレットおばあ様と踊るトーマスがかわいい。

二度と見られないであろう組み合わせ。

ありがとうございます。(?)

サラ・オブライエン(伯爵夫人付侍女)

コーラを流産させた件で自責の念に駆られ、すっかり丸くなってしまいました。

何だかつまらない。

ベリル・パットモア(料理長)

視力問題が解決したからか、デイジーに当たり散らすことはなくなりました。

けれど、デイジーにウィリアムと結婚するように迫って・・・。

これがしつこくて辟易。

デイジー・ロビンソン/デイジー・メイソン(台所担当メイド)

死ぬ間際のウィリアムと結婚する羽目に。

数時間だけの妻なんて残酷すぎる。

愛していないけれど、周りが結婚しろとしつこく迫るので仕方なくといった感じ。

同情で結婚すべきではありませんでした。

けれど、ウィリアムのお父さんとは本当の親子みたいな関係に。

とても優しいお父さんなので、こんな人が義父ならいいかも。

ウィリアム・メイソン(第二下僕)

戦場で大ケガを負ったウィリアム。

死ぬ間際にデイジーにプロポーズします。

本当にデイジーのことが好きなら結婚すべきではありませんでした。

結婚すればデイジーが遺族年金を受け取れるからって・・・お金の問題じゃないってば。

亡くなったのは残念だけれど、本人にとっては幸せな生涯だったのかも。

エセル・パークス(メイド)

上昇志向の強いエセルは、ダウントンで療養していた少佐に近づきますが、もてあそばれて(当たり前でしょうが)捨てられます。

妊娠してしまったことを少佐に報告しますが、けんもほろろの扱い。

その後少佐は戦死します。

少佐は一人息子だったため、彼の両親は跡継ぎとして子供を引き取りたいと申し出ますが、エセルは拒否。

今後、エセルは子供を育てていけるのでしょうか?

今シーズンも色々ありました。

結局幸せな結末を迎えたのは、階上の人たちのみ。

階下では、ベイツが逮捕されるという事態に。

来シーズンは、ベイツを中心にストーリーが展開しそうです。