ドラマ「ダウントン・アビー」シーズン1 感想 ネタバレなし&あり

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英国の貴族社会を垣間見れるハイソなメロドラマ。
「週末って何なの?」が最高すぎた。

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原題名Downton Abbey
制作国イギリス
製作年度2010年
エピソード数7エピソード

1912年、イギリス郊外ダウントンの大邸宅「ダウントン・アビー」に暮らすグランサム伯爵のもとに、長女メアリーの婚約者の訃報が届く。

新たな相続人として遠縁のマシュー・クローリーが迎えられるが、メアリーは彼に対して複雑な思いを抱く。

まさかまだこのドラマを見ていない?

それはいけません。

20世紀初頭の貴族と使用人の人間模様を描き大ヒットした英国ドラマ「ダウントン・アビー」

階上に住む貴族と階下に住む使用人の生活を、定点カメラでのぞき見しているような感覚に陥る最高に楽しめるドラマです。

記憶を消してもう一度見たい!

それくらい夢中になること間違いなしのおすすめのドラマです。

階上の人編

妻と3人の娘を心から愛していて、使用人からも尊敬されている人格者。

妻のコーラとは最初は持参金目当てでしたが、次第に心から愛するようになったという経緯が。

いいですねぇ~。

夫としても、父親としても、主人としても完璧だなんて最高です。

コーラ・クローリー(グランサム伯爵夫人)

まさかの第4子妊娠!

50歳くらいかと勝手に思っていたのですが、まだ43歳だったんですね。

しかし、オブライエンの悪だくみで流産という結果に・・・。

真実を知る日は来るんでしょうか?

バイオレット・クローリー(先代グランサム伯爵未亡人)

マシューに向かって「週末って何なの?」

これには大爆笑。

紳士は働いたりしませんものね。

バイオレットおばあ様とイザベルの舌戦が楽しい。

今後も、おばあ様の大暴走が楽しみです。

メアリー・クローリー(長女)

ものすごく性格が悪いけれどモテモテ。

プライドが高くて、世間知らずで、意地悪なメアリーのどこがいいんだか。

けれど、例の「パムーク事件」で窮地に立たされてからは、面白いったらありゃしない。

(トルコ人には全く見えない。あんなイケメンに言い寄られたら断れない?)

マシューに関しては、最初は嫌悪感を示していたのに、いつの間にやら気になる存在に・・・。

昨今見かけなくなったこのメロドラマ的展開はクセになります。

イーディス・クローリー(次女)

とにかくメアリーと仲が悪い。

けれど、オスマン帝国の大使に、パムークの死についてのあれこれを告げ口したのはよろしくありませんでした。

後々、自分の首を絞めるってことを分かっていない。

恥をかくのはメアリーだけでなく、一家全員ってことよ。

この2人、いつか和解する日が来るのかどうか謎。

シビル・クローリー(三女)

三姉妹の中で一番美人で心優しい。

ただ1つ、気になったことが。

伯爵令嬢なのに日焼けしすぎ。

農家の娘じゃあるまいし。

演じる女優が地黒なので仕方がないとはいえちょっとねぇ・・・。

運転手のブランソンといい感じなのが気になります。

身分違いの恋に発展するのか?

マシュー・クローリー(クローリー家の遠い親戚)

グランサム伯爵のいとこの息子のパトリックとメアリーが結婚して後を継ぐはずだったのに、タイタニック号が沈没してパトリックは帰らぬ人に。

限嗣げんし相続制」があるので、女であるメアリーは相続人にはなれません。

ということで、伯爵のまたいとこのマシューが相続人になることに。

けれど、マシューは中流階級なので上流階級になじめず、バイオレットおばあ様の格好の標的になってしまいます。

(例の「週末って何?」事件よ)

けれど、徐々にメアリーのことを愛するようになりプロポーズします。

しかし、コーラが妊娠!

コーラが男児を産めばマシューに相続権がなくなって、貧乏弁護士に戻ってしまいます。

マシューは決断できずにいるメアリーの元を去るんですよ。

結局コーラは流産して、マシューが跡継ぎに。

うーん・・・。

なかなかうまくいかないものです。

イザベル・クローリー(マシューの母)

あの毒舌のバイオレットおばあ様といい勝負なのがすごい。

かといって嫌味なところは全くなく、庶民的な初老のご婦人って感じ。

フラワーショーでの対決は最高でした。

軍配はイザベルに。

この2人の掛け合いが面白すぎて一生見ていたいです。

楽しそうな老後だわ。

階下の人編

チャールズ・カーソン(執事)

厳格で、雇い主に忠実で、決して人の悪口を言わない。

これぞ執事の中の執事。

頭かっちかちのおじいさんなのかと思ったら、昔、芸人だったという黒歴史が判明。

あのカーソンが芸人?!

全く想像がつかないんですけど。

エルシー・ヒューズ(家政婦長)

何とヒューズさんが昔の恋人から求婚されます。

けれど、今までの生活を捨てて結婚するには年を取りすぎました。

結局、断ることに。

当時は、オールドミスの使用人が多かったんじゃないでしょうか?

あまり出会いがなさそうだし。

職場で見つけるのは難しそう。

ジョン・ベイツ(伯爵付従者)

トーマスとオブライエンの嫌がらせの対象に。

若干悪人顔なのが気になります。

アンナのことを愛しているけれど、一歩踏み出せず。

アンナとは不釣り合いな気がする。

アンナ・スミス(メイド長)

メアリーに忠実で口が堅い。

あの「パムーク事件」に関しても、後始末をしてくれたのですからメイドの鏡です。

ただ、ベイツのことを愛しているっていうのがね・・・。

アンナならもっと他にいい人がいそうなものですけど、出会いがありませんものね。

職場でアンナと結婚できそうな適齢期の男性って、ベイツしか見当たらなかった・・・。

(若すぎるか、年寄りすぎる使用人ばっかり)

トーマス・バロー(第一下僕)

とにかくクソ野郎。

それなのに憎めない。

イケメンは得です。

同性愛者であることを隠そうとしていないのが、当時では珍しいです。

ハンサムな客人に目を輝かせている姿がかわいい。

裏口でタバコを吸いながら、オブライエンと悪だくみばかり考えています。

常に誰かをターゲットにしていないと気が済まないみたい。

衛生兵になるために退職してしまいましたが、このまま降板ってことにはならないですよね?

サラ・オブライエン(伯爵夫人付侍女)

トーマスは何をしても許されるけれど、この女は嫌い!

同じことをしているのになぜだ?

やはりハンサムなトーマスと、冴えないおばさんとの違いよ。

陰でコーラのことを「あの女」呼ばわりするのもどうかと。

10年間も仕えているのに忠誠心がなさすぎです。

クビになりそうだと勘違いして、コーラが足を滑らして転倒するよう仕向けてしまった!

転倒するだけではなく流産してしまったので、さすがのオブライエンも自責の念にかられます。

いやいや、これ犯罪でしょう。

ベリル・パットモア(料理長)

デイジーに八つ当たりしすぎ。

今だったらパワハラですよ。

目の病気が原因だったことが判明しますけど、それは言い訳にはなりません。

手術で良くなったのですから、今後はもっとデイジーに優しくしてほしい。

デイジー・ロビンソン(台所担当メイド)

何とあのトーマスに片思い。

世間知らずの小娘なので、トーマスが同性愛者だということに1人だけ気づかず。

トーマスの言いなりになって、ウィリアムにきつく当たるのはよろしくありません。

まぁ、途中で目が覚めてくれてよかった。

ウィリアム・メイソン(第二下僕)

おっとりした性格なので、トーマスのいじめの対象に。

もっとハンサムだったら気に入られたのにね。

グウェン・ドーソン(メイド)

シビルの尽力で、メイドから秘書に。

今シーズン限りで降板でしょうけれど、ゲスト出演してほしい。

貴族、使用人それぞれに人生模様があるので、見ていてとても楽しかったです。

今後、3姉妹の恋の行方はどうなるのか?

バイオレットおばあ様の毒舌や、トーマスの悪だくみにも期待大です。