
今回は2015年の未来へ!
へんてこりんな未来に笑っちゃいます。
基本情報
原題名 | Back to the Future:PartⅡ |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 1989年 |
上映時間 | 1時間48分 |
監督 | ロバート・ゼメキス |
あらすじ
マーティとガールフレンドのジェニファーの前にドクが現れ、未来でマーティの子供が重大な事件を起こしてしまうと告げる。
3人は2015年の未来へ。
マーティの息子は、ビフの孫グリフに、犯罪に加担させられそうになっていた。
マーティはグリフを阻止して1985年に戻るが、ビフが富と権力を手にしている世界に一変していた。
キャストの現在は?
PART2の登場人物
ジェニファー・パーカー [マーティのガールフレンド]
演:エリザベス・シュー(1963年10月6日生まれ)
PART1ではクローディア・ウェルズがジェニファーを演じていましたが、母親の病気の看病に専念するために降板。
エリザベス・シューが、ジェニファー役を演じることになりました。
映画「リービング・ラスベガス」(1995年)で、アカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネート。
演技派として数多くの映画、ドラマに出演しています。
感想(ネタバレあり)
2015年の未来
マーティ、ドク、ジェニファーは2015年の未来へ。
この未来がね・・・ちょっと笑ってしまいました。
何だかテーマパークみたいで。
さて、2015年の未来はどうなっていたのか?
現実の2015年と比べてみましょう。
● 空飛ぶ車
これはさすがにまだ。
100年くらいはかかりそう。
● ホバーボート
これもまだ。
そもそも危険じゃないですか?
● テレビ電話
これは2015年にありましたね。
● 指紋認証による支払い
2015年にはなかったけれど、もう少しで実現できそう。
● サイズを調整できるジャケット
これって欲しいですか?
商品化されても売れなさそう。
1989年公開の映画ですが、この時はまだスマートフォンやSNSの普及までは予想できなかったみたいです。
好きなシーン ベスト3

3位 ストリックランド先生の飲酒
1955年にタイムスリップしたマーティは、ビフからスポーツ年鑑を奪おうと四苦八苦します。
しかし、ストリックランド先生がビフの持っていた年鑑を取り上げて、自分の部屋に持って行ってしまいます。
そこでウィスキーをこっそり飲むストリックランド先生。
厳格で、規律重視の先生が、学校内でウィスキー!?
マーティが年鑑を取り戻すことができるのかどうかよりも、そっちの方が気になってしまいました。

2位 ロレインの胸が!
ビフの手下に殴られて気絶したマーティ。
目覚めた時に「ママなの?」と口にするシーンはPART1そっくり。
1985年のロレインは、ビフと再婚していました。
しかも豊胸手術までしていた!
あの胸がいかにも作り物といった感じで笑ってしまいました。

1位 ビフがドナルド・トランプに!
2015年の未来。
マーティは骨とう品店で、1950~2000年のスポーツの試合結果が書かれた年鑑を買います。
けれど、ドクに見つかりゴミ箱に捨てられます。
しかし、その様子を見ていたビフが、2人の目を盗んでデロリアンに乗り1955年へ。
若かりし頃の自分に年鑑を渡します。
そのせいで1985年のビフは、ヒル・バレーを牛耳る大富豪になってしまっていました。
顔がドナルド・トランプそっくり!
映画公開時は、トランプがアメリカ大統領になるなんて誰も思ってもみなかったでしょうよ。
トリビア
ジョージ役のクリスピン・グローヴァーは、出演料などの条件が折り合わずPART2を降板。
しかし、無断で自分の肖像が使われたため、裁判を起こしました。
確かにダンスパーティーのシーンは、PART1の使い回し。
本人の了承を得ているものだとばかり思っていたのでびっくり。
この件は、ハリウッドにおける俳優のパブリシティー権への意識を変えるきっかけとなりました。
総評
やはりPART2はPART1を超えられず。
ビフが裏主役になってしまったのが原因なのかも。
もちろん面白くないわけではないのですが、PART1が素晴らしすぎたのでどうしても比べてしまいます。
さて、PART3は1885年の西部開拓時代へ!
ガンマン姿のマーティが見れるのでしょうか?
何はともあれ楽しみです。