
大統領専用機がハイジャックされた!
ハリソン・フォード扮する大統領がテロリストと戦う展開に目が離せない。
基本情報
| 原題名 | Air Force One |
| 制作国 | アメリカ |
| 製作年度 | 1997年 |
| 上映時間 | 2時間4分 |
| 監督 | ウォルフガング・ペーターゼン |
あらすじ
モスクワで行われた米ロ首脳会談後、アメリカ合衆国大統領マーシャルは、妻子と共に専用機「エアフォース・ワン」で帰途に就く。
しかし、機内にはロシアのTVクルーを装った6人のテロリストが潜入していた。
テロリストのリーダー、コルシュノフは乗客を人質に取り、投獄されているカザフスタンの将軍ラディクの釈放を要求する。
実現しなければ、30分ごとに人質を処刑すると宣言。
マーシャル大統領は人質を救うためテロリストと戦う。
登場人物とキャスト
| ジェームズ・マーシャル [アメリカ合衆国大統領] 演:ハリソン・フォード 生年月日 1942年7月13日 |
| イワン・コルシュノフ [ロシア人テロリストのリーダー] 演:ゲイリー・オールドマン 生年月日 1958年3月21日 |
感想(ネタバレなし)
大統領専用機「エアフォース・ワン」が、テロリストによってハイジャックされます。
彼らの目的は、政治犯の釈放。
要求に応じなければ人質を殺すと脅してきます。
そこで立ち上がるのが、アメリカンヒーローを演じさせたら右に出る者はいない大統領役のハリソン・フォード!
映画公開直後に大統領選に出馬したら、当選したんじやないかってくらいハマリ役です。
一方、キレる演技をさせたら右に出る者はいないテロリスト役のゲイリー・オールドマン!
はっきり言って素敵です。(えこひいきがすごい)
ハリソン・フォードVSゲイリー・オールドマンの対決が楽しめるノンストップ航空アクション映画です。
感想(ネタバレあり)
戦う大統領
大統領・・・強すぎます。
大統領の経歴が、ベトナム戦争で活躍したパイロットときたもんだ。
脱出カプセルには乗らず、テロリストと戦うことを決意します。
(妻子を置いて自分1人だけ逃げるなんてことはできないでしょう。男としても、夫としても、父親としても恥ずかしすぎる)
まさに無双状態のスーパースター、ハリソン・フォード・・・じゃなくてマーシャル大統領。
テロリストが「完全な悪」として振り切ってくれたおかげで、大統領の完全無欠のヒーローぶりが際立ちます。
自分よりもはるかに若いテロリストを打ち負かす姿の何とかっこいいことよ。
ラストはエアフォース・ワンを操縦してしまう大統領。
90年代の映画は何でもあり。
これぞまさしく”ザ・アメリカ映画”でした。
疑問に思ったこと
その1 シークレット・サービスのギブスの目的
シークレット・サービスのギブスがなぜ裏切ったのか、理由が最後まで分かりませんでした。
政治的な理由でもない。
家族を殺すと脅されているわけでもない。
となると「金銭目的」しかありません。
シークレット・サービスの中でもエリートであるギブスが、金銭目的とはあまりにもお粗末。
作中で一言、説明があってもよかったのでは?
その2「エアフォース・ワン」には実際に脱出カプセルがあるのか?
SPが大統領を脱出カプセルに入れて、逃がそうとするシーンがあります。
さて、実際に脱出カプセルはあるのか?
答えはノー。
将来的には分かりませんが、現時点では作るのは難しいようです。
印象的なシーン
印象的なシーンと言えば、ワイヤーでリバティ24(救助機)とエアフォース・ワンをつなぎ、空中で乗客を次々と移送する場面でしょう。
まじかよっと思いました。
高度何千メートルですかって話よ。
けれど、この非現実的なシーンが、逆に小気味よいではありませんか。
最後に大統領がリバティ24に乗り込んだ時の通信士のセリフにはしびれました。
「リバティ24の名前を変更します。新しい名前はエアフォース・ワンです」
大統領が乗った飛行機は、機種に関わらず”エアフォース・ワン”と呼ばれます。
リバティ24も大統領が搭乗した瞬間からその資格を得ることができるので、こんな粋なセリフをかましたわけです。
私がアメリカ人なら「アメリカ、万歳!」と雄たけびを上げていたところでした。
それと、もう1つ。
序盤で大統領が携帯電話でホワイトハウスにかける場面。
「俺は大統領だ」と名乗りますが、いたずら電話だと思われてしまいます。
「じゃあ、私はファーストレディーね」なんて職員のおばちゃんに軽くあしらわれる始末。
まさか大統領自身がホワイトハウスに電話をするなんて誰も思わないでしょうよ。
緊迫した中で、こういうコミカルなシーンがあるのが面白いです。
総評
テロリストを全滅させ、無事帰還を果たした大統領。
アメリカ全土は歓喜に包まれ、大統領は家族と抱き合います。
ん・・・待てよ。
海に墜落したエアフォース・ワン。
数千億円の飛行機がパアに。
引き揚げ作業を含めると、とんでもない損害に・・・。
そんな細かいことは言いなさんなよ。
面白い映画だったのだから。

