ドラマ「BEAST 私のなかの獣」感想 ネタバレなし&あり

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隣人の正体は殺人鬼か?それとも・・・。
クレア・デインズの顔芸が楽しめるサスペンスドラマです。

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原題名The Beast in Me
制作国アメリカ
製作年度2025年
エピソード数8エピソード

作家のアギー・ウィッグスは、4年前に息子を亡くして以来、深い喪失感を抱えながら生活していた。

ある日、不動産王のナイル・ジャーヴィスがアビーの隣に引っ越してくる。

ナイルは妻殺しの疑いをかけられていた男だった。

アギー・ウィッグス [作家]

演:クレア・デインズ
生年月日 1979年4月12日
ナイル・ジャーヴィス [不動産王]

演:マシュー・リス
生年月日 1974年11月8日
ニーナ・ジャーヴィス [ナイルの妻]

演:ブリタニー・スノウ
生年月日 1986年3月9日

大ヒットドラマ「HOMELAND」の主演クレア・デインズと、クリエイターのハワード・ゴードンが再タッグを組んだ作品です。

クレア・デインズが演じるのは、著名な作家アギー・ウィッグス。

隣に越してきた不動産王のナイル・ジャーヴィスが、妻のマディソンを殺害したのではないかと疑念を抱きます。

ナイルは本当にマディソンを殺したのか?

それとも、アギーの妄想にすぎないのか?

衝撃のラストが待ち受けるおすすめの作品です。

クレア・デインズの顔芸

クレア・デインズの顔芸がすごいです。

ほぼすっぴん。

眉間にしわを寄せ、目を見開き、唇をぷるぷる震わせる見事な顔芸。

泣き顔、怒り顔、絶叫顔と、顔芸が1話から最終話までノンストップで続きます。

見ているこちらまで苦しくなってきます。

大ヒットドラマ「HOMELAND」の主人公キャリー・マティソンとキャラが同じではないか!と何度突っ込みを入れそうになったか・・・。

神経質で、常にパニック状態の演技をさせたら、右に出る者はいませんね、きっと。

HOMELAND→2011~2020年まで8シーズン続いた大ヒットドラマ。
クレア・デインズ扮するCIAエージェントのキャリー・マティソンが、アメリカ国内外のテロを阻止するストーリー。

隣人の正体は?

作家のアギー・ウィッグスの隣に、不動産王のナイル・ジャーヴィスが引っ越してきます。

ナイルは妻殺しの嫌疑をかけられていた人物でした。

このナイルがね・・・どう見ても”ザ・殺人鬼”。

妻を殺したって顔をしています。

けれど、待てよ・・・これはミスリードなのかもしれない。

人を顔で判断してはいけません。

実はいい人でした!というパターンなのかもしれない。

他に怪しい人物がいるではないか。

まず、ナイルの父親のマーティン。

悪人顔ではありませんか。

そして、ナイルの伯父のリック。

彼も悪人顔で、前科があるときたもんだ。

そして、ナイルの再婚相手のニーナ。

妻殺しの嫌疑をかけられている男と結婚するなんて怪しい。

こうして私の頭の中で、勝手にストーリーを複雑化していったのです。

しかし、何だよっ!ナイルが妻殺しの犯人って・・・そのままじゃないかよ。

普通なら犯人が分かった時点で、面白くなくなります。

けれど、この作品のすごいところは、そこから面白くなるという点。

アギーの家の二階の部屋に、行方不明になっていたテディの遺体が!

完全にアギーの犯行に見えます。

アギーはずっとテディに嫌がらせをしていましたから。

パートナーのシェリーも、FBI特別捜査官のエリカも、アギーの味方にはなってくれません。

孤立無援のアギーはどうなるのか?

どうすればナイルの犯行だと証明できるのか?

そこで、頼った人物がナイルの妻ニーナ!

ニーナもナイルに不信感を抱いており、彼の自供を録音することに成功します。

もしニーナが行動に移さなければ、アギーが無実であることを証明できず、刑務所送りになるところでした。

犯人は分かってからの最終話の盛り上がりは、実に面白かったです。

「私のなかの獣」とは?

誰の心の中にも獣は潜んでいます。

ナイルは言わずもがな。

アギーは息子の交通事故死を、飲酒運転していた青年テディのせいにしていました。

しかし、アギーの脇見運転も原因の一つだったとういうことが、最終話で判明します。

アギーの中の獣は、真実から目を背け続けていたことでした。

そして、ニーナはマディソンの失踪に不信感を抱きながらも、ナイルと結婚します。

ナイルの本性に気づかなかった世間知らずな小娘ではあるまい。

ニーナの中の獣は、自分の都合のいいように物事を解釈しようとしたことでした。

けれど、分からないことが1つ。

ナイルが殺人鬼だと分かっても、子供を産む決心をします。

不妊体質とはいえ、これにはびっくり。

生まれてくる子供に罪はない。

けれど、大人になって真実を知った時にどうなるのか?

父親が殺人鬼だったなんて、とても耐えられるものではありません。

アギーは著書「私のなかの獣」の中でこう語りかけます。

「カルマは土にまく種のようなものだ。代々受け継ぐ種。種をまき収穫する。現世でも来世でも。カルマは継承されるもので、生まれつき持っている。だが、どう定義しようとナイルは正しいことを言った。カルマはすごい」

生まれた我が子を抱いたニーナは「大丈夫、大丈夫よ」と自分に言い聞かせるようにつぶやきます。

子供はナイルの継承者になってしまうのか?

一筋縄ではいかないラストでした。

カルマ→善悪の行為は因果の道理によって後に必ずその結果を生むという考え。
因果応報の意味で使われる。

アギーはナイルの正体に迫ったノンフィクション「私のなかの獣」で再び脚光を浴びることに。

ニーナはナイルとの間にできた子供を育てます。

それゆえ、2人ともナイルの呪縛から解放されることはないまま。

死してもなお生き続けるナイルに、背筋が寒くなった作品でした。

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