映画「レオン」感想 ネタバレなし&あり

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孤独な殺し屋と12歳の少女の復讐の物語。
壮絶なラストに涙。

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原題名LEON
制作国フランス/アメリカ
制作年度1994年
上映時間1時間50分
監督リュック・ベッソン

孤独な殺し屋のレオンは、ニューヨークで暮らしていた。

ある日、同じアパートに住む12歳の少女マチルダの家族が、悪徳麻薬捜査官スタンフィールドによって皆殺しにされる。

唯一生き残ったマチルダは復讐を誓い、レオンに助けを求めるのだった。

レオン [殺し屋]

演:ジャン・レノ
生年月日 1948年7月30日
マチルダ [12歳の少女]

演:ナタリー・ポートマン
生年月日 1981年6月9日
ノーマン・スタンフィールド [麻薬取締局の悪徳捜査官]

演:ゲイリー・オールドマン
生年月日 1958年3月21日

今や押しも押されぬ大スターになったナタリー・ポートマンのデビュー作、それが「レオン」です。

家族を皆殺しにされた孤独な12歳の少女マチルダ。

大人と子供の感情が入り混じった複雑な少女を演じて、一躍人気スターになりました。

そして、マチルダを全身全霊で守る殺し屋のレオン。

冷酷な殺し屋でありながら、繊細で、不器用で、牛乳と観葉植物をこよなく愛する一面も。

当時まだそれほど有名ではなかったジャン・レノが、一躍その名を知られるようになった作品です。

そして、悪徳麻薬捜査官スタンフィールドを演じたゲイリー・オールドマン!

女子供も容赦なく殺す狂気の男を怪演。

その名を徐々に知られるようになっていた30代半ばのイケイケのゲイリーを堪能することができます。

孤独な少女と孤独な殺し屋に、最後は涙すること間違いなしの作品です。

印象的なシーン

① お願い、中に入れて

家族がスタンフィールドによって惨殺された直後。

買い物から戻ったマチルダは、異様な雰囲気を察して、隣人のレオンの部屋の前まで歩いていきます。

チャイムを押し、泣きながら「Please、Please」と助けを求めるシーン。

この時のマチルダの表情が、とても切ない。

そして、レオンがドアを開けた時、光が差し込む演出が素晴らしい。

② レオンVSスタンフィールド

機動隊がレオンのアパートへ突入。

何とか彼らの目を盗んで外に出ようとするレオン。

死亡フラグが立っていただけに、一瞬期待してしまいました。

しかし、背後にスタンフィールドが・・・。

銃で撃たれ、息も絶え絶えのレオン。

けれど、スタンフィールドを道連れに自爆します。

マチルダのためにも生きていてほしかった。

期待させておいて落とすなんて・・・。

③ ラストシーン

学校の庭に、レオンが大切にしていた観葉植物を植えるマチルダ。

「もう安心よ、レオン」

そして、スティングの「Shape of My Heart」がエンディングで流れます。

うわぁ~、この曲を流すなんて卑怯ですよ。

泣かせないでほしい。

映画のために書き下ろされた曲ではありませんが、ギャンブラーのことを歌った歌詞は、レオンと通じるものがあります。

ギャンブラーも殺し屋も勝負するという点では同じですから。

一生聴いていられる名曲です。

Shape of My Heart(シェイプ・オブ・マイ・ハート)→イギリス出身の歌手スティングが、1993年にリリースしたアルバム「Ten Summoner’sTales(テン・サマナーズ・テイルズ)」に収録。

気になったこと

● 2人関係

12歳の少女マチルダが、中年男レオンに向ける意味深な態度や発言。

それゆえ「レオン」はロリコン映画なのか?と議論の対象になりました。

しかし、ロリコンの定義を考えると「レオン」はそれに当てはまりません。

なぜなら、レオンがマチルダに対してよこしまな感情を抱くことが一切ないからです。

レオンの精神年齢は少年のまま。

純粋にマチルダを救いたいだけなのです。

少年の心を持った中年男レオンと、大人びた少女マチルダ。

孤独な2人の復讐の物語であって、ロリコン映画ではない!と声を大にして言いたいです。

● トニーはレオンのお金をちょろまかしたのか?

レオンは雇い主のトニーに、預けている自分のお金をいつか引き出したいと言います。

その時のトニーの顔、見ました?

怪しい・・・。

とても怪しい・・・。

レオンの死後、マチルダに子供だからという理由で100ドルだけを渡し「来月まで来るな」と言い放つトニー。

ますます怪しい・・・。

ちょろまかしていますね、これは。

● マチルダのその後

マチルダはその後、レオンと同じように殺し屋になるのか?

それとも、普通の人生を歩むのか?

レオンはマチルダが殺し屋になることを望んではいなかったでしょう。

マチルダもそのことは重々承知のはず。

もし続編があるとすれば殺し屋になるしかないけれど、その可能性は限りなく低いです。(ナタリー・ポートマンが中年になってしまいましたからね)

だから、普通の人としての人生を歩むと思います。

歩んでほしい・・・レオンのためにも。

けれど、大人になった時、トニーがレオンのお金を渡さなかったら半殺しにしそう。

守っているはずが逆に生きる希望をもらっている。

徐々に離れがたい関係になっていく2人の姿がとてもよかったです。

だからこそ、悲しいラストでした。

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