
やっとスパイドラマらしい派手な銃撃戦が!
落ちこぼれたちの活躍に目が離せません。
「窓際のスパイ」はApple TVで視聴できます。
配信が終了する場合もございますので、最新の情報はApple TVにてご確認下さい。
基本情報
| 原題名 | Slow Horses |
| 制作国 | イギリス |
| 製作年度 | 2023年 |
| エピソード数 | 6エピソード |
あらすじ
MI5の機密文書を流出させようとしていた女性アリソンが殺害される。
アリソンの恋人のドノヴァンはキャサリンを誘拐し、その身柄と引き換えに機密文書を要求。
ラムたちはキャサリンを救出すべく、陰謀の真相を暴くため奮闘する。
感想(ネタバレあり)
俳優の無駄遣い
トルコのイスタンブールを舞台に、アリソン役のキャサリン・ウォーターストンが登場した時は、華々しい活躍を見せるのかと期待しましたよ。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズのティナ役でも有名なキャサリンですもの。
しかし、冒頭10分でまさかの死亡。
嘘だろ・・・。
わずか10分の出番のために、有名俳優を起用したわけ?
シーズン1に登場したシドニー役のオリヴィア・クックよりも無駄遣いがすごい。
次から次へと美人を葬ります。
今後は有名俳優が登場しても、疑ってかからないといけませんね。
事件の真相
内務大臣ジャドは民間警備会社「チーフテン」のタイガーチームを使って、MI5の防衛力を試そうとします。
キャサリンを誘拐し、リヴァーを脅して本部に侵入させて、セキュリティを破らせることに成功。
しかし、タイガーチームのドノヴァンは、キャサリンを解放せず暴走します。
ドノヴァンは恋人だったアリソンの敵を討つために、機密文書「足跡」を入手しようとするのです。
「足跡」はMI5の大失態を隠蔽した文書で、アリソンはそれを流出させようとしたため殺されたのでした。
いくらアリソンのためとはいえ、ドノヴァンが暴走しすぎ。
スパイダーを死なせてしまうし、アリソンの弟妹まで巻き込んでいるではありませんか。
アリソンの弟妹は素人。
1人で落とし前をつけるべきでした。
しかし、この事件の裏には、MI5長官ティアーニと副長官タヴァナーの権力争いが絡んでいたんですよね。
MI5の書類保管庫にある「足跡」が奪われることを防ぐために、リヴァーたちを殺そうとするティアーニ。
ドノヴァンに「足跡」のことを教え、ティアーニの失脚を狙うタヴァナー。
2人共、国家のことを全く考えていません。
書類保管庫でのリヴァー、ルイーザ、マーカス、シャーリー、ドノヴァンVS”犬”のダフィー、チーフテンの銃撃戦は見ごたえがありました。
やはりスパイドラマはドンパチがないとね。
ここで1つ気になったことが。
チーフテンが弱すぎる。
皆さん、それなりに経験を積んだ人たちばかりのはず。
数十人もいるのに、リヴァーたちを倒せない。
こんなポンコツ警備会社、すぐに倒産でしょうよ。
とにもかくにも、リヴァーたちは「足跡」を入手することに成功。
ドノヴァンは死亡しましたが、ジャド内務大臣とティアーニは辞職。
人が死にまくったシーズンでした。
お気に入りのキャラクターの死
前シーズンで大けがを負ったスパイダーは、2週間入院。
MI5を辞職し、現在は民間警備会社「チーフテン」で働いていました。
九死に一生を得て丸くなったのかと思いきや、リヴァーに対する意地悪がエスカレートしていました。
実は例のセキュリティーテスト、リヴァーに白羽の矢を立てたのはスパイダーだったのです。
リヴァーならキャサリンを救出するために、MI5本部に侵入すると考えたわけですよ。(リヴァーの性格をよく分かっていらっしゃる)
いやぁ~、憎たらしい。
お気に入りのキャラクターのスパイダーですが、これにはさすがに腹が立ちました。
けれど、ドノヴァンに殺されてまさかの退場。
えっ・・・!?これで出番は終わりですか?
いなくなると寂しい。
これでイケメンは、リヴァーだけになってしまったではありませんか。
スパイダーの死に悲しむリヴァーが優しい。
反対の立場だったら、リヴァーが死んでもスパイダーは悲しまないでしょうよ。
リヴァーは優しくてイケメンなのに、もてないのが不思議。
なぜガールフレンドがいないのか?
おっちょこちょいだから?
お笑いコンビ誕生
お笑い担当ののミンが死んでしまって寂しいと思っていたそこのあなた!
お待たせしました。
お笑いコンビ誕生です。
ギャンブル依存症のマーカスと、ヤク中毒のシャーリーのことですよ。
けれど、やらかしてばかりの2人は、ラムからクビを言い渡されてしまいます。
しかし、リヴァーたちを救うために、MI5の書類保管庫へ。
華麗なる活躍・・・と言いたいところだけれど、ポンコツなんですよね。
撃つ前に銃の点検をしなさいってば。
一応(?)救出作戦は成功したので、クビは免れるかもしれない。
この2人がいないと寂しいですものね。
総評
キャサリンが解放されて一件落着・・・にはならなかった!
チャールズのことをほめちぎるキャサリンに対して、ラムが真実をバラしてしまいます。
言っちゃった・・・。
(でも、ラムがチャールズを殺したとまでは言っていない)
ショックを受けたキャサリンは辞職。
スラウハウスはキャサリンのおかげで何とか秩序?を保てているんですよ。
このままいなくなるなんて嫌です。
スラウハウスにいるのはラムとリヴァーとルイーザだけなんてことにはならないでほしい。
そうそう、デイビットに認知症の兆候が・・・。
1人暮らしをしていますが、大丈夫ですか?


