
ついにジュリエットが外の世界へ!
彼女が見たものとは一体何なのか?
「サイロ」はApple TV+で視聴できます。
配信が終了する場合もございますので、最新の情報はApple TV+にてご確認下さい。
基本情報
| 原題名 | Silo |
| 制作国 | アメリカ |
| 製作年度 | 2024年 |
| エピソード数 | 10エピソード |
あらすじ
ジュリエットは外の世界で生き延び、廃墟となった別のサイロにたどり着く。
そこでジュリエットは、生存者と遭遇する。
一方、元のサイロでは政府に対する不信感がまん延。
反乱グループが結成され、暴動が発生する。
感想(ネタバレあり)
シーズン2で分かったこと
シーズン2で分かったことを、まとめたいと思います。
● マーサが25年間、部屋から出られなかった理由
25年前、マーサにはカーラというパートナーがいました。
離婚によるショックで、外に出ることができなくなったということが判明。
● 「清掃」送りにされた人が、カフェテリアの窓を拭く理由
住人に美しい景色を見てもらいたかったから。
ジュリエットは外の景色が偽物だと気づいたので、窓を拭きませんでした。
● やはりサンディは気づいていた!
シーズン1で機械部が、修理のため発電機を停止させます。
その時にカフェテリアのスクリーンに緑豊かな風景が一瞬見えます。
シーズン2でサンディ(保安官事務所の元受付係)も、その景色を見たことが判明。
見たのに今まで誰にも言わずに黙っていたんだ。
それとも、目の錯覚だと思っていた?
● サイロがいつ造られたのかが判明
サイロは352年前に造られたことが判明しました。
ということは、築352年ってことですよね。
かなり頑丈です。
● バーナードはどの程度サイロの秘密を知っていたのか?
● 隠し部屋の存在
この隠し部屋はIT部長とその見習いしか入室できません。
● サルバドール・クインの正体
140年前、IT部長だったサルバドールの時代には、20年ごとに反乱が起きていました。
そして、その度にエアロックが開けられそうになりました。
なぜなら人々が過去の反乱を知っていたから。
そこでサルバドールは、歴史を抹消することに。
サーバーをダウンさせ、書物を没収。
さらに、人々に記憶を消す薬を使用しました。
バーナードが知っていたのは、ほんの一部分。
ということは、サイロを操る人物が他にいるということになります。
新たな謎について
● サイロの数は51個?
ルーカスが「創始者はサイロを50個造った」と言うと、バーナードが「51個だ。理由は知らないが」と告げます。
残りの1個は何なのでしょうか?
もしかして他の50個のサイロを監視、またはコントロールするために造られたサイロ?
● これはゲーム?
サルバドールの暗号の中に「不正に操作されたゲームだと気づくはず」という言葉がありました。
ゲ・・・ゲーム?
もしやサイロって、実験か何かなのでしょうか?
50個のサイロと1万人の住民を集めて、実験をしているとか?
もう訳が分かりません。
● セーフガード
ルーカスはサルバドール・クインの暗号を解き、地下のトンネルに向かいます。
扉の前に立った時、突然どこからか「声」が。
「声」いわく、扉にたどり着いたのは3人だけ。
サルバドール・クイン、メアリー・メドウズ、ジョージ・ウィルキンソン。
(ジョージはIT部門の部長でも見習いでもなかったのに、たどり着いたんだ)
そして「声」は「ここで話す内容や見たものを第三者に伝えたら、セーフガードを発動させる」と告げるのです。
セーフガードとはサイロ内の住民を一掃するための手段で、パイプを通して有毒ガスがサイロ内に放出されるというもの。
扉にたどり着いたメドウズとルーカスは見習いを辞め、ジョージは自ら命を絶ちました。
彼らは一体何を聞いたのか?
謎だらけです。
● なぜカミーユを選んだのか?
最終話で強制的に見習いになったシモンズは、妻のカミーユと息子と共に隠し部屋に入ります。
(なぜ妻子を同伴させた?)
そこで「声」は、カミーユだけ残るよう指示します。
なぜカミーユを選んだ?
● ラストシーンの意味
最終話のラストシーンでは、ワシントンDCを舞台に、店で会話をする男女が登場します。
ワシントン・ポスト紙の記者ヘレンは、下院議員のダニエルに「イランに報復する計画があるか国民は知りたがっている。放射能兵器による攻撃が本当にあったのか?」と尋ねます。
しかし、ダニエルは何も答えず、ヘレンに黄色いアヒルのおもちゃを渡して立ち去ります。
ちょ・・・ちょっと、ちょっと、待ってくれよ。
何なの、この展開は?!
過去?現代?
時間軸が全く分かりません。
それに、あの黄色のアヒルのおもちゃ。
ジョージが持っていた物と同じではありませんか。
とういうことは、過去の出来事?
2人の会話の内容も気になります。
サイロ17号
丘を越えたジュリエットは、別のサイロ(サイロ17号)にたどり着きます。
廃墟かと思ったら、中に人が!
ソロと呼ばれる男で、12歳の時から数十年間、たった1人で隠し部屋を守ってきたのでした。
あの狭い部屋の中で数十年間も1人って・・・普通は発狂しますよ。
けれど、ソロは精神年齢が12歳のちょっと変わったおじさんなだけでした。
最初はイライラしたのですが、最後はすっかり好きなキャラクターになってしまいましたよ。
1人でよく頑張った、偉いぞ!
ソロのおかげでセーフガードを防ぐ方法をゲットしたジュリエット。
(パイプの口にふたをすればいいという至極単純な方法だった)
サイロ18号を救うために、ソロと別れます。
また17号に戻ってきますよね?
ソロを見捨てたら、私が許しませんよ。
そうそう、17号にはソロ以外に5人も!人が住んでいました。
食料は一体どうしていたのかと思ったら、ネズミを食べていたとのこと。
生存者の生命力がすごいです。
サイロ18号
18号の住民たちは、政府に対して反乱を起こします。
そのせいでジュリエットの父、ニコルズ医師は自ら犠牲になり、命を落とすことに。
(サイロで貴重な存在である医者を死なせてはだめでしょう)
皆さん、外に出る気満々。
だめよ、だめよ。
これでは17号と同じ運命をたどってしまうではありませんか。
サイロ18号が崩壊寸前に、丘の上からジュリエットの姿が!
間一髪、全滅を免れました。
総評
サイロ18号に戻ろうとするジュリエットの前に、やけっぱちになったバーナードが立ちはだかります。
2人はエアロックに閉じ込められ、炎が噴射。
ジュリエットは主人公ですし、消防士のスーツを着ていたので無事でしょう。
けれど、バーナードは普通の防護服。
焼け死ぬ可能性は非常に高いです。
それにしてもこのドラマ、いつもクリフハンガーで終わりますよね。
次シーズンが待ち遠しい!

