ドラマ「サイロ」シーズン1 感想 ネタバレなし&あり

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謎が謎を呼ぶ展開に目が離せない!
サイロとは一体何なのか?

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原題名Silo
制作国アメリカ
製作年度2023年
エピソード数10エピソード

地球が有害物質で荒廃した未来。

1万人もの人々が、地下144階建てのサイロで生活していた。

サイロ内では外の世界に出ることを厳しく禁じており、規則を破った者は「清掃」と呼ばれる追放処分が下されていた。

機械工のジュリエットは、恋人の不審な死をきっかけに、サイロの隠された真実を探るのだった。

ジュリエット・ニコルズ [機械工/保安官]

演:レベッカ・ファーガソン(1983年10月19日生まれ)


レベッカ・ファーガソンはスウェーデン出身の人気俳優です。

同じくスウェーデン出身のイングリッド・バーグマンをほうふつとさせるクラシカルな美貌の持ち主。

「ミッション:インポッシブル」シリーズのイルサ役で、一躍名前が知られるようになりました。

バーナード・ホーランド [IT部長/市長代理]

演:ティム・ロビンズ(1958年10月16日生まれ)


ティム・ロビンズといって最初に思い浮かぶのは、傑作映画「ショーシャンクの空に」(1994年)でしょう。

脱獄シーンは何度見てもすがすがしい気持ちになります。

(まだ見たことのない人は、絶対見なきゃだめ!)

「ミスティック・リバー」(2003年)では、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で、助演男優賞を受賞。

「デッドマン・ウォーキング」(1995年)では、アカデミー賞監督賞にノミネートされました。

2009年、23年間連れ添った俳優スーザン・サランドンとパートナーシップを解消。

彼らの息子2人は、映画監督、俳優としてそれぞれ活動しています。

ロバート・シムズ [司法部の警備隊長]

演:コモン(1972年3月13日生まれ)


コモンはラッパーとして1992年にデビュー。

3度のグラミー賞受賞の経歴の持ち主です。

2006年に映画界に進出。

自身も出演した映画「グローリー/明日への行進」(2015年)ではジョン・レジェンドと共に、アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。

1万人もの人々が、サイロと呼ばれる地下144階建てのタワーに住んでいます。

なぜなら外の世界は、有害物質により荒廃しているから。

しかし、機械工のジュリエットは疑念を抱き、真相を探ろうとします。

彼らはいつから地下に住み、サイロはなぜ造られたのか?

謎が謎を呼ぶ展開で、サイロの世界観に没入することができます。

ベストセラー作家スティーヴン・キングが、お気に入りのSFドラマの1つに挙げたほど。

(他の2つは「LOST」と「フロムー閉ざされた街ー」)

ラストはあっと驚く展開が待ち受けています。

一度サイロの迷宮に迷い込んだら抜けられないおすすめのドラマです。

謎が謎を呼ぶ

IT部門で働くアリソンは、140年以上前のハードディスクのデータを入手。

サイロの外の世界は安全であるということを知り「清掃」を決意します。

しかし、丘を越える前に息絶え、夫のホルストンも同じ運命をたどります。

主要キャラクターだと思っていたアリソンが第1話、ホルストンが第2話で退場するなんて!

予備知識なしで見たので衝撃的でした。

そして、同じく主要キャラクターだと思っていたジャンズ市長、マーンズ副保安官も死亡。

チョイ役にベテラン俳優を起用するなんて、Apple TV+は潤沢な資金があるに違いありません。

セットも映画並みに豪華ですし。

機械工のジュリエットは、恋人のジョージの不審な死に疑問を抱き、真実を探ろうとします。

シーズン1を視聴後に感じたことは、ますます謎が深まったということ。

とういわけで、サイロの謎について書き連ねていきたいと思います。

サイロの謎

① いつから地下に住み、なぜサイロは造られたのか?

シーズン1では解明されず。

これは徐々に明らかになっていくでしょうから楽しみ。

② 144階建てなのにエレベーターがない

サイロは上層階、中層階、下層階に分かれ、上に行けば行くほど地位の高い人たちが住んでいます。

エレベーターがないのは、下層階の人たちが簡単に上がってこれないようにするため?

ポーターがメッセージや荷物を運んでいますが、彼らの強靭な足腰に感服。

③ 「清掃」送りにされた人々は、なぜカフェテリアの窓を拭くのか?

サイロの住民たちに美しい風景を見せるため?

④ 外の景色が美しいのに、なぜ全員死ぬの?

有毒ガスがまん延していなければ死なないのに皆、死んでしまいます。

防護服に何か仕掛けがある?

⑤ マーサはなぜ25年間、部屋から出ることができないのか?

あの狭い部屋から25年間も出ていないなんて、よほどのことがあったに違いありません。

⑥ カフェテリアのスクリーンに一瞬、緑豊かな風景が!

機械部は修理のため、発電機を停止させます。

その時に、カフェテリアのスクリーンに、緑豊かな風景が一瞬見えます。

カフェテリアには多くの住民がいました。

誰も気づかなかったの?

けれど、その時サンディ(ジュリエットに対して当たりが強かった保安官事務所の受付の女性)の「え?」という顔。

サンディだけは気づいた?

⑦ バーナードはサイロの秘密をどのくらい知っているのか?

バーナードは外の世界が偽物であることを知っていました。

けれど、それ以外のことは?

バーナードはサイロの事実上のトップなのか?

それとも、彼も駒の1つにすぎないのか?

さっぱり分かりません。

⑧ ジュリエットの母ハンナは本当に自殺したのか?

あのジュリエットの母親が、娘を残して自殺するなんて考えられません。

本当に自殺だったのか疑わしいです。

⑨ ジェーン・カーモディとは何者なのか?

なぜ140年以上前のジェーン・カーモディのハードディスクのファイルだけが保管されていたのか?

ジェーン・カーモディとは何者なのか?

⑩ 繁殖の厳しい規制

恋人を持つのも、妊娠するのも許可が必要です。

これは人口増加を防ぐためでしょう。

新たにサイロを建設するなんて不可能ですから。

ラストシーンの衝撃

第1話を視聴した時、カメラに映る荒涼とした外部の映像は、偽物だと思っていました。

ジュリエットはバーナードとシムズの策略にはめられれて、清掃送りになります。

そこで、外の美しい風景は実は虚像であり、荒廃した世界と無数のサイロが存在していることが判明します。

ジュリエットが死ななかったのは、マーサが準備した耐熱テープがあったから。

この展開にはぼう然。

だったらなぜ、美しい景色が広がっていると錯覚させたのか?

もう訳が分かりませんっ!

丘を越えたジュリエットは、どうやってサイロに戻るのでしょうか?

他の無数にあるサイロに、人は住んでいるのか?

これはシーズン2が楽しみです。