
オビ=ワン・ケノービとダースベイダーの激闘が再び見れる!
おなじみのあのキャラクターたちも登場して、もう感無量です。
「オビ=ワン・ケノービ」はDisney+で視聴できます。
最新の情報はDisney+にてご確認下さい。
基本情報
原題名 | Obi-Wan Kenobi |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 2022年 |
エピソード数 | 6エピソード |
あらすじ
「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」から10年後。
オビ=ワン・ケノービは、惑星タトゥイーンで隠居生活を送りながら、ルーク・スカイウォーカーを見守っていた。
しかし、レイア・オーガナ姫が誘拐されたことを知り、再び戦いに身を投じる。
スター・ウォーズ 時系列
● スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年)
● スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (2002年)
● スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005年)
● ドラマ オビ=ワン・ケノービ(2022年)
● スター・ウォーズ エピソード4/新たなる野望 (1977年)
● スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 (1980年)
● スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年)
● スター・ウォーズ フォースの覚醒 (2015年)
● スター・ウォーズ 最後のジェダイ (2017年)
● スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け (2019年)
登場人物とキャスト
オビ=ワン・ケノービ/ベン・ケノービ [ジェダイマスター]
演:ユアン・マクレガー(1971年3月31日生まれ)
ユアン・マクレガーは「スター・ウォーズ」エピソード1~3に出演。
17年ぶりの再登場です。
「スター・ウォーズ」出演後は第一線で活躍。
演技がうまいとは言えないけれど、大作に次々と出演しています。
ダースベイダー/アナキン・スカイウォーカー [オビ=ワン・ケノービの元弟子]
演:ヘイデン・クリステンセン(1981年4月19日生まれ)
ヘイデン・クリステンセンは「スター・ウォーズ」エピソード2と3に出演。
ユアン・マクレガーと同じく17年ぶりの再登場です。
ユアンと違って「スター・ウォーズ」出演後はキャリアが低迷。
ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルと、レイア・オーガナ姫役のキャリー・フィッシャーも同じく低迷。
これはスカイウォーカーの呪いなんでしょうか?
レイア・オーガナ姫 [オルデランの王女]
演:ヴィヴィアン・ライラ・ブレラ(2012年6月4日生まれ)
ヴィヴィアン・ライラ・ブレラは、2017年から子役としてのキャリアをスタート。
NETFLIX映画「バード・ボックス」などに出演しています。
見た目が完全に「レイア」なのがかわいい。
リーヴァ/サード・シスター [帝国軍の尋問官]
演:モーゼス・イングラム(1994年2月6日生まれ)
モーゼス・イングラムは、TVドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で、主人公の友人ジョリーン役を好演。
イメージが違うので、最初は全然気づかなかった!
キャリアはまだ浅いので、これからの活躍が期待できそうです。
ゲスト出演
製作費が潤沢にある天下のディズニーなので、ゲスト出演がすごいことになっています。
帝国軍の大尋問官 [ジェダイの残党を見つけて抹殺するのが役目]
演:ルパート・フレンド(1981年10月1日生まれ)
ルパート・フレンドは、二枚目なのに白塗りメイクで、もはや誰なのか分からない状態に・・・。
何てもったいないっ!
オーウェン・ラーズ [ルーク・スカイウォーカーの叔父]
演:ジョエル・エドガートン(1974年6月23日生まれ)
オジョエル・エドガートンは「スター・ウォーズ」エピソード2と3に出演。
当時は無名の俳優だったのに、今や映画監督としても才能を発揮している実力派俳優です。
ダース・シディアス [銀河帝国の皇帝]
演:イアン・マクダーミド(1944年8月11日生まれ)
イアン・マクダーミドは「スター・ウォーズ」エピソード6から出演しています。
約40年間も同じ役を演じるなんてすごい。
ラストエピソードに少しだけ登場。
クワイ=ガン・ジン [オビ=ワン・ケノービの師匠でありジェダイマスター]
演:リーアム・ニーソン(1952年6月7日生まれ)
リーアム・ニーソンは「スター・ウォーズ」エピソード1以来の再登場。
といっても霊体としてラストエピソードに少しだけ登場。
使い方がぜいたくです。
ダースベイダー [オビ=ワン・ケノービの元弟子]
声:ジェームズ・アール・ジョーンズ(1931年1月7日生まれ)
ダースベイダーの声を担当しているジェームズ・アール・ジョーンズは、90歳を超えているということもあり、今作で引退を発表。
唯一無二の重低音ボイスはどうなるの!?
ご心配なく。
今後は、人工知能による合成音声になります。
AIの進歩はすごい。
感想(ネタバレなし)
まずドラマを視聴する前に「スター・ウォーズ」シリーズを見ることをおすすめします。
初見だとちんぷんかんぷんですので。
「オビ=ワン・ケノービ」は、もちろんオビ=ワンが主役ですが、ダースベイダーも登場してファンならずとも狂喜乱舞するはず。
オビ=ワンとダースベイダーの戦いが物足りないとか、既定路線だとか言われていますが、それなりに楽しめると思います。
ダースベイダーの尊顔を拝することができただけでもありがたいじゃないですか。
水戸黄門の印籠みたいなものです。
突っ込みどころはありますが、あまり細かいことは気にせずに見ましょう。
感想(ネタバレあり)
オビ=ワン・ケノービVSダース・ベイダー
「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」から10年後。
オビ=ワンは隠遁生活というよりは、日雇い労働者になっていました。
落ちぶれっぷりがすごい。
レイア・オーガナ姫が誘拐されたと知って重い腰を上げますが、頼りなさ全開。
中盤で死んだと思っていたダースベイダーと戦うのですが・・・弱すぎる。
完全にへっぴり腰じゃないですか!
最終話でようやくフォースが完全に戻り、互角以上の戦いを見せてくれます。
しかし、オビ=ワンはダースベイダーにとどめを刺しませんでした。
そりゃそうでしょう。
かつてのかわいい弟子・・・というよりは、ダースベイダーが死んでしまうと、その後のストーリーがなかったことになりますから。
仕方がないとはいえ、モヤモヤしたシーンでした。
リーヴァって何なの?
オビ=ワン・ケノービをおびき寄せるために、レイア・オーガナ姫を誘拐したリーヴァ。
最終的な目的は、ダースベイダーに復讐することでした。
かつてはジェダイ候補生だったリーヴァ。
オーダー66(ダース・シディアスが発令したジェダイ抹殺命令のこと)で、ダースベイダーに仲間を殺された過去があったのです。
復讐するのは本人の自由なので構わないのですが、本気で勝てると思ったのでしょうか?
何か秘策があるのかと思いきや、背後を襲うという安易な作戦でした。
ちょ・・・ちょっと待って!
リーヴァってオツムが弱いの?
そんな方法で倒せるのなら苦労しませんよ。
やはりというか案の定、返り討ちに遭ってしまいます。
しかし、ここからよく分からない行動に出るんですよね。
ライトセーバーで腹部を貫かれた状態で、ルーク・スカイオォーカーを始末しようとするんですよ。
ここらへんが完全に説明不足。
ルークがダースベイダーの子供だと気づいたのならまだ分かります。
けれど、そんな描写は一切ありませんでした。
たかが小娘のリーヴァが、そんなすごい秘密を知っているとは思えません。
オビ=ワンに対する逆恨みからルークを殺そうと思ったのでしょうか?
リーヴァは子供のレイアを平然と拷問しようとする同情の余地が全くないキャラクターです。
最後には良心の呵責に苛まれてルークを殺しませんでしたが、突然善人になられても困ります。
一体何がどうなっているのやらよく分かりませんでした。
総評
「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」に続くストーリーだったので、驚きや目新しさはありませんでした。
オビ=ワンとリトルレイアが行動を共にしていたという事実があったことぐらいでしょうか。
レイアは後に自分の息子の名前にベン(オビ=ワンの仮の名前)を付けます。
オビ=ワンとの深い絆が感じられます。
ストーリーはこれ以上広げようがないので、次シーズンの可能性は低いでしょう。
個人的には、リトルレイアの活躍をもっと見てみたいけれど、子役はすぐに成長するので難しい・・・。