
ジェイコブは同級生を殺害したのか?
家族の秘密が明らかになる展開に目が離せない!
「ジェイコブを守るため」はApple TV+で視聴できます。
基本情報
原題名 | Defending Jacob |
制作国 | アメリカ |
製作年度 | 2020年 |
エピソード数 | 8エピソード |
あらすじ
地区検事補アンディの14歳の息子ジェイコブが、同級生殺害の容疑で逮捕される。
息子の無実を信じて真実を追求するが、家族の過去や隠された秘密が明らかになるにつれ、彼らの生活は大きく揺さぶられる。
登場人物とキャスト
アンディ・バーバー [地区検事補、ジェイコブの父]
演:クリス・エヴァンス(1981年6月13日生まれ)
クリス・エヴァンスは、アメコミ・ヒーローの「キャプテン・アメリカ」で有名な俳優です。
有名なキャラクターを演じるとイメージが固定されてしまう心配もありますが、今作では苦悩する父親を演じて新境地を開きました。
一度もキャプテン・アメリカがよぎらなかった!
ローリー・バーバー [ジェイコブの母]
演:ミシェル・ドッカリー(1981年12月15日生まれ)
ミシェル・ドッカリーは、名作TVドラマ「ダウントン・アビー」の伯爵令嬢メアリー役で有名な俳優です。
今作では打って変わって、中流家庭の平凡なアメリカ人女性を演じています。
最終話の正気を失った絶叫シーンは見もの。
ジェイコブ・バーバー [殺人の容疑者]
演:ジェイデン・マーテル(2003年1月4日生まれ)
ジェイデン・マーテルは「IT/イット」シリーズや「ナイブズ・アウト/名探偵の刃の館の秘密」等の出演作がある子役出身の俳優です。
J・マーテルの演技が、視聴者を翻弄することに一役買っているのだからすごい。
ビリー・バーバー [アンディの父親]
演:J・K・シモンズ(1955年1月9日生まれ)
J・K・シモンズは、2014年制作映画「セッション」の鬼教師の役で、アカデミー賞助演男優賞を受賞した名優です。
それなのに、こんなチョイ役?
なぜ?
と思ったら、事件に違う意味で絡んでいたんですね・・・。
感想(ネタバレなし)
14歳の少年ベンが殺害される事件が発生。
地区検事補アンディ・バーバーの息子ジェイコブが、容疑者として逮捕されます。
ジェイコブは同級生を殺害したのか?
ストーリーは二転三転し、息つく暇も与えません。
そしてラストは、あっと驚く結末を迎えます。
最近見たドラマの中では一番モヤモヤした結末でした。
骨太のドラマが見たい人、必見です!
感想(ネタバレあり)
成人として裁かれる
日本の場合、20歳未満だと成人として裁かれることはありません。
けれど、マサチューセッツ州の法律では、未成年でも第1級殺人は成人として裁かれます。
そのため14歳のジェイコブは、名前と顔をさらされることになります。
これはかなり厳しい。
まだ親の保護下にあるため、家族もろとも世間に知れ渡ってしまうことになるんですよね。
マスコミに追いかけ回され、近所の住民からは冷たい視線を浴びせかけられるなんて耐えられません。
けれど、バーバー家だけが特別なのか、それともアメリカ人の性質なのか分かりませんが、割と堂々としているんですよね。
普通にレストランで食事をするし、外出の際に変装するわけでもない。
私だったら帽子、サングラス、マスクは必須ですよ。(余計に怪しい)
外食なんて絶対にしません。
バーバー家の皆さんが普通に生活をしているのが不思議でした。
真犯人についての考察
14歳の少年ベンを殺害した真犯人は、最終話のラストで明かされるのだろうと思っていました。
誰が犯人なのか予想しながらその瞬間を楽しみに待っていたわけですよ。
しかし、真犯人は明かされず・・・。
これは視聴者に判断を委ねるということですよね。
それなら受けて立とうではありませんか。
私の個人的な予想としては、やはりジェイコブが真犯人だと思います。
なぜジェイコブだと思ったのか?
その1 サイコパス感がだだ漏れ
ジェイコブの時折見せる表情が不気味なんですよね。
サイコパス感がだだ漏れ。
逮捕されたのに妙に落ち着き払っているのが気になりました。
同級生の女の子とゲームを楽しんだりしているのもおかしい。
それどころじゃないだろうと言いたい。
ノイローゼになっても不思議ではない状況なのに平然としている・・・これはもうサイコパスじゃありませんか。
ジェイコブの祖父が殺人鬼だったので、彼にも殺人遺伝子があるのではないかと疑われましたが、これに関しては眉唾物です。
むしろ幼少期のジェイコブに凶暴性があったことの方が重要だと思いました。
ボウリングボールを友達の頭の上に落とそうとするなんて異常です。
殺人鬼は徐々に行動がエスカレートしていくと考えると、ジェイコブ犯人説はぴったりと当てはまります。
その2 車の中での会話
ローリーがジェイコブを乗せて車を暴走させるクライマックスシーン。
「本当のことを言って!」と叫ぶローリーに対して、ジェイコブは「僕が殺した」と言うんですよね。
ただ、これは母親を落ち着かせるためについた嘘とも考えられます。
けれど、本当に無実なら「僕は絶対に殺していない」と言うんじゃないかと・・・。
自らの命が危険にさらされた時に、人間の本性が出るんじゃないかと思います。
その3 原作者の意図
作中ではジェイコブ以外にも容疑者が浮上します。
1人目は小児性愛者のパッツ。
これはあまりにも普通すぎて面白くありません。
2人目はジェイコブの親友のデレク。
デレクが犯人だとしたら意外性があって面白かったのですが、彼が掘り下げられることはあまりなくフェードアウトしたので違うでしょう。
もしジェイコブ以外の人物が真犯人だとしたら、ラストで正体を明かすと思います。
ジェイコブが犯人だったからこそ、原作者はあえて曖昧にしたのではないでしょうか。
予想は大ハズレ
実は私、ベンの父親のダンが真犯人なのではないかとにらんでいたんです。
第1話でアンディとダンがベンの部屋で会話するシーン。
その時のダンがうさんくさかったんですよね。
やたらぺらぺらしゃべるし、泣き方も嘘っぽい。
父子間で何かトラブルがあったので、息子を殺してしまったのではないか・・・と予想したのですが、見事に大ハズレ。
大どんでん返しでダンが犯人だったら面白かったのに・・・。
総評
これほどまでにまんまと制作陣の術中にはまった作品はありません。
見終わった後も、真犯人について思いを巡らすことになるなんて思ってもみませんでした。
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