
未亡人のメアリーがなぜかモテモテ。
一方、アンナに悲劇が・・・。
基本情報
原題名 | Downton Abbey |
制作国 | イギリス |
製作年度 | 2013年 |
エピソード数 | 9エピソード |
あらすじ
1922年、マシューの死から6ヶ月後。
メアリーは夫の遺志を継ぎ、経営を立て直す決意をする。
一方、アンナとベイツに試練が訪れる。
感想(ネタバレあり)

階上の人編
ロバート・クローリー(グランサム伯爵)
コーラの弟ハロルドの金銭トラブルを助けるためアメリカへ。
(伯爵という肩書が大いに役に立つらしい)
アメリカ滞在中のエピソードがあるのかと思ったら、全くなくて残念。
アメリカでは、イギリス貴族がどういう扱いを受けるのか見てみたかった!
コーラ・クローリー(グランサム伯爵夫人)
母親なのにイーディスの悩みに全く気づかない。
乳母任せで自分で育てたことがないからなのか、それとも鈍感なだけなのか?
バイオレットおばあ様は気づいたので、やはり後者だと思う。
母親なんだからしっかりしてよ。
バイオレット・クローリー(先代グランサム伯爵未亡人)
イザベルに対する毒舌に磨きがかかっています。
「あなたって本当にいい人なのね。自分の後光がまぶしくなることはない?」
ほめたかと思えば落とすという高度なテクニック。
そうそう、おばあ様の執事スプラットが面白すぎます。
この女主人にしてこの執事あり。
もっと出番を増やしてほしい。
メアリー・クローリー(長女)
マシューを失って半年。
クヨクヨしすぎ。
毎日することがなくて暇だから余計に悲しいのでは?
庶民は忙しいので、悲しんでいる暇なんてありません。
未亡人になった途端に3人の男性から言い寄られるなんておかしい。
あの意地悪メアリーよ!
絶世の美女でもないメアリーよ!!
なぜだっ!!!
イーディス・クローリー(次女)
恋人のグレッグソンが行方不明。
しかも妊娠していたイーディス。
伯爵令嬢が結婚前に妊娠するなんて大スキャンダルです。
というわけで、スイスで極秘出産することを決意します。
普通は母親か姉に相談するものですが「鈍感」と「意地悪」ですものね。
異変に気づいたバイオレットおばあ様はさすが。
イザベル・クローリー(マシューの母)
お金持ちの貴族のおじいさんのマートン卿に好かれてしまいます。
これは玉の輿じゃありませんか。
イザベルにその気はないようですが・・・。
トム・ブランソン(元運転手)
トムを誘惑しようとして失敗したメイドのエドナが、またダウントンで働くことに!
図々しい・・・。
そしてあろうことか過ちを犯してしまいます。
ヒューズさんが追い出してくれてやれやれと思ったら、今度は女教師サラに邸宅を見せてほしいと言われ案内することに。
トムは押しに弱いらしい。
もう、しっかりしてよ!
ローズ・マクレア(クローリー家の親戚)
暇なので男遊び(言い方!)してばかり。
黒人のバンドリーダーと結婚したいと言い出します。
当時、貴族と黒人が結婚するなんて前代未聞。
相手の男が身を引いてくれてよかったです。
ローズも悲しんでいるようには見えなかったので、本気ではなかったようです。
そうそう、ローズのメイドのコスプレ姿がかわいかった!
あれは反則。
リチャード・クラークソン(医師)
バイオレットおばあ様とイザベルの間に入ってかじ取りをするクラークソン先生。
医師としてお忙しいはずなのにご苦労様です。

階下の人編
チャールズ・カーソン(執事)
モールズリーに意地悪しちゃだめですよ。
一度は下僕になることを断ったモールズリーに対して、ネチネチ嫌味を言うなんてね。
執事としては完璧だけれど、上司だったら絶対に嫌だな。
エルシー・ヒューズ(家政婦長)
トムもアンナも皆、ヒューズさんを頼りにします。
もう「オカン」的存在。
例の事件で、ベイツとアンナの板挟みになってしまったのはかわいそうでした。
カーソンと違って、ヒューズさんが上司だったらうれしい。
ジョン・ベイツ(伯爵付従者)
例の事件をアンナは忘れたがっているのにしつこい。
ベイツの目が殺人鬼!
アンナのためにも変なことはしないでほしい・・・と思ったら、相手の男が交通事故死。
まさか・・・。
アンナ・ベイツ(メアリー付侍女)
口に出すことさえはばかられる恐ろしい出来事がアンナの身に・・・。
許せんっ!
なぜ、アンナばかりが不幸になるの?
相手の男は交通事故死?
まさかベイツが殺したんじゃないでしょうね。
これ以上、アンナを苦しめるのはやめて!
トーマス・バロー(副執事)
あいかわらず意地悪なバロー。
トムの世話をするのがよほど屈辱らしい。
本来ならトムは、自分より格下だったわけですものね。
お気持ちお察しします。
今シーズンは、邪魔な人間を排除しようとチクリ屋に徹していたのが面白かった!
ベリル・パットモア(料理長)
デイジーに対してはもはや母親代わりですよね。
相手のいないデイジーに、バレンタインカードをこっそり送るなんて優しい。
口うるさい人だと思っていたけれど、最近は丸くなってきたみたい。
デイジー、アルフレッド、アイビーの三角関係にあたふたする姿がかわいい。
デイジー・メイソン(料理長)
アルフレッドがダウントンを辞めて料理学校へ。
義父のメイソンさんに励まされ、最後は快くアルフレッドを送り出しました。
今まで子供のような振るまいをしていたので、ずいぶん成長したものです。
デイジーに素敵な相手が現れるといいな。
ジョセフ・モールズリー(元マシュー付従者)
マシューが亡くなり無職になってしまったモールズリー。
カーソンから下僕にならないかと誘われたのに、即決しなかったせいで窮地に立たされます。
従者が下僕になるなんてプライドが許さなかったんでしょうよ。
何とかカーソンのお許しを得て、下僕として再出発することに。
新しく入った伯爵夫人付侍女のバクスターに気があるみたい。
まさかモールズリーに春が?
アルフレッド・ニュージェント(下僕)
シェフになるため料理学校へ。
手紙でアイビーにプロポーズ・・・ってなぜ直接言わない?
もちろん断られますが、将来立派な料理人になってゲスト出演してほしい。
ジミー・ケント(下僕)
自分のことをハンサムだと思っているジミーは、アイビーにちょっかいを出しすぎて嫌われてしまいます。
全然紳士じゃない。
いつかとんでもないことをしでかしそう。
アイビー・スチュアート(キッチンメイド)
アイビーは料理人としてアメリカへ行くことに。
ちょ・・・ちょっと待って。
アイビーってそこまで料理上手でしたっけ?
大丈夫なんでしょうか?
総評
今シーズンは見ていて非常につらかったです。
なぜアンナばかりがひどい目に・・・。
次シーズンもアンナを苦しめるようなら私が許しません!