ドラマ「アイアン・フィスト」シーズン1 感想 ネタバレなし&あり

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ダニーの拳がうなる!
悪の組織「ヤミノテ」との壮絶な戦いの結末は?

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原題名Iron Fist
制作国アメリカ
製作年度2017年
エピソード数13エピソード

15年前に飛行機事故で死んだと思われていたダニー・ランドがニューヨークに戻って来る。

悪の組織「ヤミノテ」を倒す使命を背負っているダニーは、アイアン・フィストとして壮絶な戦いに身を投じるのだった。

● デアデビル シーズン1(2015年)

● ジェシカ・ジョーンズ シーズン1(2015年)

● デアデビル シーズン2 (2016年)

● ルーク・ケイジ シーズン1(2016年)

● アイアン・フィスト シーズン1(2017年)

● ザ・ディフェンダーズ(2017年)

● パニッシャー シーズン1(2017年)

● ジェシカ・ジョーンズ シーズン2(2018年)

● ルーク・ケイジ シーズン2(2018年)

● アイアン・フィスト シーズン2(2018年)

● デアデビル シーズン3(2018年)

● パニッシャー シーズン2(2019年)

● ジェシカ・ジョーンズ シーズン3(2019年)

ダニー・ランド

演:フィン・ジョーンズ(1988年3月24日生まれ)

アイアン・フィスト

デアデビルことマットはムッキムキでしたが、ダニーがあまりマッチョでないことについてはご愛嬌ということで。

かわいいので何でも許せます!

コリーン・ウィング

演:ジェシカ・ヘンウィック(1992年8月30日生まれ)

チカラ道場の空手の先生

空手の先生なのに「型」を見たことがない。

なんちゃって空手は日本人にとっては非常に迷惑。

生徒があまりいないのも納得。

ウォード・ミーチャム

演:トム・ペルフリー(1982年7月28日生まれ)

ランド社の経営者/ダニーの幼なじみ

いけすかないお兄ちゃん→かわいそうなお兄ちゃん→頼もしいお兄ちゃん。

落差がすごい。

ジョイ・ミーチャム

演:ジェシカ・ストループ(1986年10月23日生まれ)

ランド社の経営者/ダニーの幼なじみ

お兄ちゃんと違って優しい妹→わがままな妹→最低の妹。

落差がすごい。

ハロルド・ミーチャム

演:デヴィッド・ウェンハム(1965年9月21日生まれ)

ランド社の前経営者/ウォードとジョイの父親

気味が悪いパパ→完全に常軌を逸したパパ→殺人鬼のパパ。

落差は全くない。

バクト

演:ラモン・ロドリゲス(1979年12月20日生まれ)

コリーンの先生

頼りになる先生→実は悪党だった先生。

落差がすごい。

ダヴォス

演:サッシャ・ダーワン(1984年5月1日生まれ)

ダニーとは兄弟同然→敵対する仲に。

落差がすごい

落差がすごいキャラクターが多すぎです。

マーベルドラマ「デアデビル」のシーズン1と2にも登場した悪の組織「ヤミノテ」

その「ヤミノテ」の宿敵アイアン・フィスト=ダニー・ランドの壮絶な戦いを描いた作品です。

なのでまず「デアデビル」を見ることをおすすめします。

今作では、「ヤミノテ」の幹部であるマダム・ガオ。

「ヤミノテ」によって蘇った男。

もう1人の「ヤミノテ」の幹部の男。

ヴィランが勢ぞろいして、ダニーと戦うことになります。

結末はいかに?

何はともあれ、お勧めのドラマです。

アイアン・フィスト

15年前に両親と共に飛行機事故で亡くなったはずのダニーが、ニューヨークに帰還したところからストーリーが始まります。

僧侶に助けられたダニーは、別の次元に存在している都市クン・ルンで15年間過ごしていました。

というのも、15年に1度しか入り口が開かず、帰るに帰れない状況だったのです。

やっと帰還しても、10歳の時までの思い出しかないので、完全に浦島太郎状態。

純粋無垢で、世間知らずのダニーが実にかわいらしい。

周りの大人の汚れっぷりが際立ちます。

ダニーはクン・ルンでの15年間、修行を積み、アイアン・フィストの称号を手に入れていました。

アイアン・フィストは、「ヤミノテ」を倒すことが使命で、鋼の拳で全てを打ち砕く能力があります。

それにしてもこの「ヤミノテ」ってどのくらいの規模なのかよく分からない。

「デアデビル」では日本人が暗躍していましたよね。

今作ではマダム・ガオとバクトが派閥争いをしていました。

それゆえに「ヤミノテ」の組織を壊滅することはできず、次回に持ち越しといった形に。

しかも、ダニーとコリーンがクン・ルンを訪れると、都市が消えていたという衝撃的なラストでした。

うーん・・・。

この「ヤミノテ」問題は長引きそうですね。

コリーンって何者なの?

ダニーとひょんなことから出会うコリーンが何者なのか、ちょっと分かりづらいところがありましたね。

最初は中国語を話すので、中国人なのかと思っていました。

けれど空手の先生で、日本の祖父の話をしていたのでアレ?と。

しかし、日本語を話せるわけでもないようなので、私の中ではよく分からない人設定になっていました。

調べてみると、原作コミックでは、日本人の母と中国系アメリカ人の父を持つという設定だそうです。

それならそうと劇中できちんと説明してくれないと困ります。

それに、コリーンの「日本感」が全くないのが気になってしまいました。

お兄ちゃん!!

ダニーの幼なじみで、ランドの経営者の兄ウォードと妹のジョイが実に対照的なキャラクターでした。

ウォードは完全に嫌な奴全開で、ダニーに対して嫌がらせをしてばかり。

一方ジョイは、ダニーに対して思いやりを示します。

けれど、途中からアレレと。

ウォードって・・・いいお兄ちゃんじゃないのっ!

父親のことでメンタルがボロボロになっても、妹だけは必死に守ろうとするなんて・・・。

ダニーに対しても最初は意地悪ばかりしていたのに、最終的には味方になります。

第1話と最終話でこれだけガラリと評価が変わるキャラクターは珍しいです。

一番好きなキャラクターになってしまったではありませんか。

ジョイに関しても、最終的に評価がガラリと変わってしまいました。

父親と再会した時、「パパ!」と言って抱きついたのよ。

イヤイヤ、違うだろ。

死んだと思っていた父親が生きていたのだから、もっと怖がってほしい。

再び父親を失い、ダニーのせいで自分の世界が崩壊してしまったと思い込む嫌な女に成り下がったジョイ。

ダボスから、ダニーを殺さないかと持ちかけられた時のまんざらでもない顔!

ウォードお兄ちゃんではなく、ジョイが闇落ちするなんて思ってもみない結末でした。

蘇った男

ランド一家を飛行機事故に見せかけて殺したのは、共同経営者のハロルド・ミーチャムでした。

当時ハロルドは、末期ガンで余命2~3年。

「ヤミノテ」から取引を持ちかけられ、蘇る代わりに中国にヘロイン工場を作ることに。

けれど、ダニーの父親にバレるのを恐れて殺したというとんでもない男でした。

「デアデビル」シーズン2に登場した例の「蘇生」と書かれたマヌケな装置に入って蘇ったんでしょうね。

そして13年間、隔離部屋で過ごし、息子のウォードをあごで使っていたというわけです。

蘇ったら年を取らないのかとても若い。

息子と同年代にしか見えないのよ。

しかも殺しても死なないというやっかいな男!

(首を切らないと死なないなんて、ウォードは知らないですものね)

最終話ではウォードがとどめを刺し、2度と生き返らないように火葬します。

火葬なら大丈夫・・・ですよね?

また蘇るなんてしつこい展開にはならないでほしい。

それはそうと、ハロルドの秘書をしていたカイルって何者だったんでしょう?

ハロルドの正体を知っていたのか?

「ヤミノテ」の存在は知っていたのか?

それとも何も知らずに働いていたマヌケな男だったのか?

説明がないままハロルドに殺されてしまったので、結局分からずじまい。

コリーンといい、カイルといい、キャラクター設定の詰めが甘いです。

またあの人が!

「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」に登場した看護師のクレア・テンプルが、またまたやっかいごとに巻き込まれてしまいましたね。

マットにジェシカ、それにダニーと、皆さんクレアを頼りすぎです。

ただ働きをしてくれる都合のいい女になってしまっているクレアが気の毒。

医者よりも優秀すぎる疑惑があるクレア。

真剣に医者になることを考えてもいいのでは?

次シーズンは、ダヴォスとジョイが手を組み、ダニーを始末しようとするんでしょうね。

「ヤミノテ」も宙ぶらりんのままだし。

またダニーの拳がうなる姿が見れそうです。

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